福岡大大濠の神宮初戦は、春16回、夏18回の甲子園出場を誇る強豪・明徳義塾との対戦となりました。0-0で迎えた4回、福岡大大濠は3番古賀の左翼本塁打で先制。6回には6番西のタイムリー二塁打で追加点を奪いリードを広げると、投げては三浦投手が走者を許しながらも要所を抑えました。7回二死二、三塁ではライト平野の好捕も飛び出すなど、最後まで明徳義塾に得点を許さず、2-0で完封勝ち。福岡県勢としては第31回大会(平成12年)の東福岡以来、16年ぶりに神宮で勝利を納めました。三浦投手はこれで、九州大会から5試合で4完封となりました。
準決勝は明日14日、注目のスラッガー清宮率いる早稲田実と対戦します。強打の明徳義塾を完封し全国デビューを果たした三浦投手ですが、清宮、野村という中軸をどう抑えていくか、期待されます。この二人を抑えて勝つようだと、チームも三浦投手も来春のセンバツは、主役に躍り出ることになりそうです。
<第2日/12日・神宮>
◆2回戦
静岡 100 200 000=3
早実 102 000 20x=5
◆2回戦
宇部鴻城 122 000 000=5
札幌第一 103 100 001=6
<第3日/13日・神宮>
◆2回戦
明徳義塾 000 000 000=0
福大大濠 000 101 00x=2
◆2回戦
履正社 000 211 000=4
福 井 020 010 000=3
<第4日の試合予定>
◆準決勝
早稲田実(東京)―福岡大大濠(福岡/九州)
履正社(大阪/関西)ー札幌第一(北海道)