10月10日から各地区で行われてきた1年生大会は、11月6日に筑後地区で決勝が行われ、全日程が終了しています。ベスト4以上のチームは下記のとおりです(福岡大大濠=福岡地区、東海大福岡=福岡中央地区は九州大会出場のため不参加)。
2016年 | 優 勝 | 準 優 勝 | ベ ス ト 4 | |
北九州地区 | 自 由 ケ 丘 | 八 幡 | 真 颯 館 | 北 筑 |
福岡中央地区 | 飯 塚 | 青 豊 | 須 恵 | 新 宮 |
福岡地区 | 福工大城東 | 筑陽学園 | 九産大九産 | 香 椎 |
筑後地区 | 大 牟 田 | 柳 川 | 祐 誠 | 西短大付 |
北九州地区では、さる秋季大会でも県大会に進んだ自由ケ丘と八幡が優勝と準優勝。1年生のレベルの高さも証明され、来年春~夏も上位をうかがうことは必至でしょう。今夏ベスト4の真颯館も昨年に続いての準決勝進出。高木ー橋本のバッテリーや和知ら主力の2年生に加えて、1年生も力がありそうです。今秋は県大会目前で敗れましたが来年巻き返してくるでしょう。北筑も2年連続で1年生大会ベスト4。今夏、秋とも結果を残せていませんが、力はありそうで来年注目の一校です。福岡中央地区は、東海大福岡が不在の中で飯塚が圧倒。準優勝も青豊と順当な結果となりました。
福岡地区では福工大城東が優勝。今夏準優勝の主力が去り、秋は早々と姿を消しましたが、来春は力のある1年生もメンバーに加わってきそうです。準優勝は、今秋ベスト4の筑陽学園。秋季大会は、主戦として活躍した米井投手以外は2年生が中心だった筑陽学園でしたが、1年生の層の厚さも示しました。筑後地区は柳川が4年ぶりの決勝進出。昨夏以降、4季続けて県大会を逃している同校ですが、躍進のきっかけとなるでしょうか。
ところで、昨年の1年生大会の結果は下記の通りでしたが、この時の上位進出校の今年の秋季大会の成績を確認しておきたいと思います(★は秋季大会のシード校、【】内は結果)。
2015年 | 優 勝 | 準 優 勝 | ベ ス ト 4 | |
北九州地区 | 折 尾 【④4-6宗像】 |
星 琳 【③1-3自由ケ丘】 |
★真 颯 館 【④7-8小倉工】 |
北 筑 【②5-8星琳】 |
福岡中央地区 | 飯 塚 【④3-8九国付】 |
★古賀竟成館 【⑤2-4東海福岡】 |
苅 田 工 【③不戦敗】 |
近大福岡 【②0-3青豊】 |
福岡地区 | ★福大大濠 【優勝】 |
九産大九州 【④0-6福大大濠】 |
★筑陽学園 【ベスト4】 |
筑 紫 台 【③7-10西短付】 |
筑後地区 | 西短大付 【④8-9三潴】 |
南 筑 【②1-10福大大濠】 |
★福 島 【ベスト8】 |
八 女 工 【④1-7東福岡】 |
まず、今夏の新人戦で決勝進出を果たし、シード校となったのが5校。県大会に進出したのは、福岡大大濠、筑陽学園、福島のわずか3校と少ない感じもしますが、例えば飯塚は九州国際大付、星琳は自由ケ丘に敗れ、北筑はその星琳と初戦で対戦するなど、強豪同士の試合が早い段階で続いたことも要因としてありました。南部地区でも南筑は初戦で、九産大九州は4回戦で優勝した福岡大大濠とそれぞれ対戦。筑紫台は3回戦で西日本短大付と競り合いを演じたほか、八女工も3回戦で祐誠を破り4回戦に進出しています。いずれも、それなりの結果を残しているともいえ、来春から夏にかけても有力校となりそうです。
これで明治神宮大会に出場する福岡大大濠を残して、今年の福岡県の公式戦は終了しました。これから各校とも、来年3月までのオフシーズンに入ります。
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