選手権大会最終日~九国大付が熱戦制し、55年ぶりの3連覇




 大会最終日となった30日は北九州市民球場で決勝が行われ、九州国際大付が福工大城東に4-3で勝ち、3年連続7度目の優勝を果たしました。
30日イメージ②

 決勝は福工大城東が青山、九州国際大付は藤本、エースナンバーを背負う右腕の先発で試合が始まりました。
 先制したのは九州国際大付。2回一死から藤本が左越え二塁打で出ると、早くも福工大城東は左腕・坂元にスイッチ。その代わりばなを永岡が右中間を破る三塁打を放ち先制。続く鳥井の犠飛でこの回2点をあげました。4回にも鳥井、中山の連続タイムリーで2点を加え、4-0。このまま九州国際大付のペースで試合が進むと思われました。

 ところが福工大城東は、5回に二塁打で出た山口を三塁に置いて西田の犠飛で1点を返すと、6回にも四球と2安打で満塁と攻め立て、山口の犠飛で1点を加え、じりじりと詰め寄ります。そして8回、四球と2安打で再び満塁とすると、坂元が右前にはじき返して遂に1点差。さらに一死満塁と一打逆転の場面で西田は痛烈なサードライナー、三塁走者戻れず併殺となり30日イメージ①、1点差のまま9回に入りました。
 9回も二死から2安打で一、二塁と粘りを見せ、船越がショート左へ痛打を放ちますが、これをショート・尾仲が横っ飛びで掴んでゲームセット。福工大城東の終盤の猛攻にスタンドは沸きましたが、あと一歩及ばず涙をのみました。

 九州国際大付は1959~61年の戸畑以来となる福岡大会3連覇を達成。8月7日からの第98回全国高校野球選手権大会に出場します。


2016夏県大会_08<30日の試合結果>30日イメージ③
▼決勝(北九州市民)
福工大城東 000 011 010=3
九国大付  
020 200 00x=4
【福】青山→坂元
【九】藤本



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