選手権大会第15日~福岡第一、福工大城東が打ち勝ち4強進出




 27日は準々決勝残り2試合が行われ、福岡第一と福工大城東が準決勝に進出しました。これでベスト4が出揃い、準決勝は真颯館―九州国際大付、福岡第一―福工大城東の組み合わせとなりました。

 第1試合は福岡第一と祐誠、ともに強打が売りの南部対決となりました。試合は初回、いきなり福岡第一の川越選手に本塁打が飛び出して、福岡第一が3点をリードします。しかし祐誠は椛島選手の2打席連続本塁打で追い上げ、5回までに4-4の同点に追いつきます。しかし福岡第一は6回に勝ち越すと終盤にも小刻みに得点を重ね、6回以降は祐誠を無得点に抑えた比嘉投手が完投。7-4で福岡第一が勝ちました。福岡第一は準優勝した2012年以来、4年ぶりのベスト4進出となります。なお、祐誠・椛島選手はこの試合の2本を加えて今大会の通算本塁打が4本となり、ここまでの最多本塁打となっています。

 第2試合は10年ぶりの優勝を目指す福工大城東と、初のベスト4を目指す星琳が対戦。この試合も序盤から中盤にかけて激しく点を取り合う展開となりました。福工大城東が常にリードを奪う形となりましたが、星琳も4回に3点を奪って同点、その後2点のリードを許しますが6回に再び追いつくなど一進一退の攻防が続きました。それでも福工大城東が7回裏に1点を加えて三たびリードを奪うと、最後は左腕の坂元投手が星琳の追撃を封じて7-6で打撃戦を制しました。

 28日は休養日となり、29日に準決勝2試合、そして30日にいよいよ決勝戦が行われ、今年の福岡県代表が決まります。

2016夏県大会_06

<27日の試合結果>(北九州市民)
▼準々決勝
福岡第一 300 101 011=7
祐  誠 
100 120 000=4
【福】比嘉【祐】岸川→橋爪
▼準々決勝
星   琳 100 302 000=6
福工大城東 211 200 10x=7
【星】小林→北村→原田【福】青山→坂元


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