選手権大会第10日~県大会が開幕、真颯館と北九州が8強進出




 県大会が北九州市民球場で開幕しました。好天に恵まれた22日は5回戦2試合が行われ、真颯館と北九州の北部勢2校がベスト8に進出しまし22日イメージ た。

 第1試合は、4回戦でシード・小倉を破った真颯館と、同じくシード・沖学園を初戦で下した筑前のノーシード対決となりました。筑前が初回、暴投で先制点をあげると、その後は激しく点を取り合う展開となりましたが、打力に勝る真颯館が筑前の3投手から14安打を放ち6点をあげ、2回途中から救援のマウンドにあがった岡投手が筑前の追撃を抑えて6-5で逃げ切りました。

 第2試合は、3回戦でシー22日イメージ②ド・常磐を延長戦で破って勢いに乗る北九州と、4回戦で優勝候補の一角・九産大九州に競り勝って県大会出場を決めた八女工が対戦。この試合も初回から点の取り合いとなりました。2回に北九州が瀬崎の満塁本塁打でリードを広げ、2試合連続完封中の八女工・柴尾をKO。4回にも瀬崎が2点タイムリーを放ち、8-1と大きくリードを奪います。八女工も5回に4安打に2四球を絡めて3点を返して反撃しますが、序盤の失点が大きく、10-4で北九州に軍配が上がりました。

 勝利をおさめた両校は、中3日挟んで26日(火)の準々決勝で対戦します。
2016夏県大会_01

<22日の試合結果>
▼5回戦(北九州市民)
真颯館 010 120 020=6
筑 前 
110 010 110=5
【真】高木→岡【筑】中山裕→川口→樋口
▼5回戦(北九州市民)
八女工 010 030 000=4
北九州 140 302 00x=10
【八】柴尾→氷室→秋山【北】大見→原田

<22日の試合予定>
▼5回戦

◇第1試合(10時~)九州国際大付-西日本短大付九国×西短2
 南北の実力校が激突する一戦は、今大会の優勝を占う試合となりそう。チーム打率.414の九州国際大付は打線が好調。1番・中山から6番・岡田までの間に4割打者が5人並び、足を使った攻撃もできる。西日本短大付の谷口投手がどうこの強力打線を抑えていくか注目される。西日本短大付も1~3番は俊足好打の選手が揃い、4番・橋本、5番・渡邊には一発がある。九州国際大付の先発はエース・藤本が予想されるが、調子に波があるだけに、その出来次第では激しい点の取り合いになりそうだ。

自由ケ丘×香椎◇第2試合(12時30分~)自由ケ丘-香椎
 投打に厚い選手層を誇る自由ケ丘が優位に立つ。打線は3番・塚本、4番・天野を中心に長打力のある打者を揃える一方、好機には確実に送って点を取りに行く手堅い攻めを見せ、スキがない。投手は柳原、岩田、岡本の3本柱が安定しており、いずれも完投能力がある。香椎は左腕・伊藤の投球にすべてを託す。訪れた好機を確実に得点に結びつけ、競り合ったまま終盤勝負にもちこんで勝機をうかがいたい。



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