春季大会第9日~準決勝は西短大付―九産大九州、東筑―福大大濠




 大会9日目を迎えた第138回九州地区高校野球福岡大会は30日に県大会が開幕、準々決勝の4試合が行われました。この結果、準決勝には西日本短大付、九産大九州、東筑、福岡大大濠の4校が勝ち上がりました。

 北九州市民球場の第1試合は、パート決勝で九州国際大付に打ち勝った自由ヶ丘とノーシードながら久留米商、福岡第一、祐誠などの強豪校を破っ20160330イメージてきた西日本短大付が対戦。四死球や敵失などで掴んだチャンスを確実に得点につなげた西日本短大付が、谷口投手の力投もあり強打の自由ヶ丘を5安打1失点に抑えて快勝しました。第2試合の九産大九州ー小倉は、昨秋の福岡大会準決勝と同じカード。この時は小倉が7回コールドで勝ち、九州大会出場を決めており、九産大九州にとってはリベンジマッチとなりました。試合は序盤から小倉が押し気味に試合を進めますが決定打を欠き、0-0のまま試合は終盤へ入りました。このまま延長戦かと思われた8回裏、九産大九州が幸運なヒットもあり2点を先制、この2点を岩田投手が守り抜き、秋の雪辱を果たしました。

 光陵グリーンスタジアムでは、前の試合で飯塚に競り勝った東筑と、こちらもノーシードから勝ち上がってきた実力校・福工大城東の顔合わせとなりました。序盤から福工大城東が得点を重ね、5回を終わって3-1とリードしますが、東筑は6回に一気に3点を奪って逆転。先発の金田投手が1点差を守り切り、北部勢として唯一ベスト4へ勝ち進みました。第2試合は注目の好投手・濱地を擁する福岡大大濠と、パート決勝でシード・希望が丘を破った門司学園が対戦。試合は投手戦となりましたが、福岡大大濠が6回に待望の先制点を挙げ、この1点を濱地投手がノーヒット・ノーランの快投で守り切り、秋に続いてベスト4進出を決めています。

 この結果、4月2日に行われる準決勝の組み合わせは西日本短大付ー九産大九州、東筑ー福岡大大濠に決まりました。準決勝の勝者は九州大会への出場が決まります。

<30日の試合結果>
準々決勝(北九州市民)
西短大付  100 202 000=5
自由ヶ丘  000 010 000=1
準々決勝(北九州市民)
小   倉 000 000 000=0
九産大九州 000 000 02x=2
準々決勝(光陵GS)
東   筑 001 003 000=4
福工大城東 110 010 000=3
準々決勝(光陵GS)
門司 学園 000 000 000=0
福岡大大濠 000 001 00x=1

<2日の試合予定>※赤字はシード校
【県大会/準決勝】
▼北九州市民 
西短大付ー九産大九州東筑福岡大大濠

2016春季福岡大会_9

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