春季大会第7日~4回戦終了、南北パート決勝の対戦相手決まる




 後半戦に入った第138回九州地区高校野球福岡大会は7日目の26日、北部、南部で4回戦の残り4試合ずつが行われ、北部は東筑、希望が丘、飯塚、門司学園、南部は沖学園、福工大城東、福岡大大濠、大牟田がそれぞれ勝ち、パート決勝の対戦相手がすべて決まりました。

 北部では、北九州市民球場の第1試合で、シード・東筑が嘉穂と対戦。東筑は初回に2点を先制されますが3回に一挙4点を奪って逆転すると、嘉穂の反撃を6回の1点に抑えて、1点差で逃げ切りました。第2試合・希望が丘ー小倉南の一戦は、小倉南が2点を先制、希望が丘も6回に1点を返して試合は終盤へ。2-1のまま迎えた8回裏、希望が丘が3点を奪って逆転に成功し、辛くも小倉南を振り切りました。筑豊緑地野球場の第1試合・飯塚ー北九州市立は、昨秋4回戦の再戦となりましたが、飯塚が初回に3点を挙げて主導権を握ると、北九州市立に得点を許さず5-0で雪辱を果たしました。第2試合は、3回に7点のビッグイニングを作った門司学園が、育徳館を8回コールドで下しています。

 南部では、小郡市野球場の第1試合で沖学園と筑陽学園が激突、4回までに6点のリードを奪った沖学園が、筑陽学園を6ー1で下しました。続く第2試合では、3回戦で昨秋優勝の九産大九産を破った久留米学園が、福工大城東に挑みました。久留米学園は先日の勢いそのままに3回に2点を先制しますが、福工大城東はその裏にすぐ追いつくと4回には5点を奪ってリードを広げ、8回コールドで勝利を納めました。久留米市野球場では福岡大大濠が三瀦と対戦し3-0で完封勝利を納め、第2試合は大牟田が武蔵台を終始リードを奪い、7-3で快勝しました。

 南北あわせてシード校8校のうち、実に7校がパート決勝に進みました。昨年秋の県大会出場校が、今春も再び県大会で顔を揃えるのでしょうか。注目のパート決勝は27日に8試合が一斉に行われ、県大会出場校が決定します。

<26日の試合結果>
【北部】
4回戦(北九州市民)
東 筑  004 000 000=4
嘉 穂  200 001 000=3
4回戦(北九州市民)
小倉南  000 020 000=2
希望が丘 000 001 03x=4
4回戦(筑豊緑地)
飯   塚 300 010 100=5
北九州市立 000 000 000=0
4回戦(筑豊緑地)
育徳館  300 010 100=5
門司学園 107 003 00x=11

【南部】
4回戦(小郡)
沖学園  021 300 000=6
筑陽学園 000 100 000=1

4回戦(小郡)◆8回コールド
久留米学園 002 000 00=2
福工大城東 002 500 11=9
4回戦(久留米)
三  瀦 000 000 000=0
福大大濠 000 101 01x=3
4回戦(久留米)
武蔵台  002 010 000=3
大牟田  130 003 00x=7

<27日の試合予定>※赤字はシード校
【北部】
▼北九州市民(Aパート決勝)
自由ヶ丘ー九国大付/(Cパート決勝)東筑ー飯塚
▼光陵GS (Bパート決勝)小倉ー戸畑工/(Dパート決勝)希望が丘ー門司学園
【南部】
▼春日公園 (Aパート決勝)祐誠ー西日本短大付/(Bパート決勝)九産大九州ー筑前
▼久留米  (Cパート決勝)福工大城東ー大牟田/(Dパート決勝)福岡大大濠ー沖学園

2016春季福岡大会_7

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