
開幕以降、天候に恵まれ順調に日程を消化している第138回九州地区高校野球福岡大会は23日(第4日)も予定されていた北部6試合、南部9試合が行われました。小郡市野球場の第1試合・博多ー福島戦で全校が初戦に登場し、この日はシード校の小倉、祐誠、九産大九州などが4回戦に勝ち進みました。
北部では、光陵グリーンスタジアムの第1試合で小倉西と対戦したシード・小倉は、序盤に3点を失いましたが、4回に追いつくと5回に4点を奪って逆転、そのまま押し切りました。桃園球場の第1試合では昨夏代表校の九州国際大付が、初戦で真颯館と壮烈な打撃戦を演じた星琳と対戦しました。九州国際大付は初回に2点を先制すると、先発・石本投手の粘り強い投球で星琳に決定打を与えず完封勝利を納めました。この他では小倉工、鞍手、戸畑工、北九州高専といずれも公立校が4回戦に進みました。
南部では、大牟田延命球場で注目の2試合が行われました。第1試合・西短大付と福岡第一の対戦は、序盤から小刻みに得点を重ねた西短大付が、福岡第一の反撃を8回の1点に抑えて3-1で競り勝ちました。第2試合はシード・九産大九州と東福岡が激突、こちらも投手戦となりましたが、4回に勝ち越した九産大九州がそのまま1点差を守り切りました。敗れた東福岡は、まだ4月からの福岡地区大会を残してはいますが、夏のシード権獲得が微妙になってきました。桧原運動公園の第1試合にはシード・祐誠が、昨秋パート決勝まで進出した筑紫台と対戦。2回に5点を失い逆転を許しましたが、5回に再逆転すると終盤にも加点し、打撃戦を制しました。
第5日目の24日は北部、南部とも3回戦の8試合が行われ、4回戦進出の32校が出揃います。ここまでシード校8校はいずれも勝ち残っていますが、明日登場する4校も順当に勝ち進むのでしょうか。
<23日の試合結果>
【北部】
▼3回戦(北九州市民)
折 尾 000 000 000=0
小倉工 000 100 00x=1
▼3回戦(北九州市民)◆7回コールド
近大福岡 000 101 0=2
鞍 手 100 008 x=9
▼3回戦(桃園)
星 琳 000 000 000=0
九国大付 200 010 00x=3
▼3回戦(桃園)
鞍手竜徳 000 001 000=1
戸畑工 010 010 01x=3
▼3回戦(光陵GS)
小倉西 201 000 000=3
小 倉 000 340 20x=9
▼3回戦(光陵GS)◆7回コールド
北九州高専 200 061 3=12
新 宮 311 000 0=5
【南部】
▼2回戦(小郡)
博 多 001 001 000=2
福 島 210 200 00x=5
▼3回戦(桧原)
祐 誠 201 050 200=10
筑紫台 050 000 001=6
▼3回戦(桧原)◆6回コールド
福 岡 000 000 =0
筑 前 000 451 =10
▼3回戦(小郡)
玄 洋 100 001 000=2
福岡舞鶴 000 000 003=3
▼3回戦(小郡)◆延長10回
柏 陵 000 000 000 0=0
修猷館 000 000 000 1=1
▼3回戦(久留米)
香 椎 工 004 001 001=6
久留米高専 000 002 002=4
▼3回戦(久留米)
小 郡 112 000 012=7
西南学院 501 020 00x=8
▼3回戦(大牟田延命)
福岡第一 000 000 010=1
西短大付 010 010 10x=3
▼3回戦(大牟田延命)
東 福 岡 100 000 000=1
九産大九州 010 100 00x=2
<24日の試合予定>※赤字はシード校
【北部】
▼北九州市民(3回戦)東筑ー青豊/宗像ー飯塚/育徳館ー光陵
▼桃園 (3回戦)嘉穂ー豊国学園/希望が丘ー常磐
▼光陵GS (3回戦)苅田工ー北九州市立/小倉南ー門司大翔館/八幡工ー門司学園
【南部】
▼桧原 (3回戦)輝翔館ー武蔵台/福岡工ー沖学園
▼小郡 (3回戦)大牟田ー三池/福岡大大濠ー福岡西陵
▼久留米 (3回戦)福翔ー福工大城東/筑陽学園ー福島
▼大牟田延命(3回戦)九産大九産ー久留米学園/伝習館ー三潴
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