Dパート・南部は最激戦パートとなりました。まず今春センバツ出場校の九産大九州に注目が集まります。甲子園を経験した岩田(=写真)・中浜のバッテリーをはじめ、4番・尾崎、内野の吉田、神野などが健在です。投手陣にはサイドハンド・舩越、右上手の大津なども控え、守りは鉄壁といってよさそうです。
そしていずれが勝っても、4回戦はシード・福岡第一との対戦が濃厚です。こちらも昨年の福岡地区新人大会で優勝。トップバッターの藤本をはじめ5番・居石、6番・川越、7番・桃原などの好打者が残りました。投手陣は左腕・比嘉、長身のサイドハンド・藤野ら。目が離せない戦いが続きそうです。
さらにもう一方のパートには夏の大会準々決勝で九州国際大付を苦しめた左腕・森田のいる朝倉、右腕・阿部を擁する沖学園が入りました。2年連続で夏の県大会出場を果たしている柳川も復活を狙います。
北部のシードは甲子園帰りの九州国際大付。夏の甲子園準々決勝から1カ月足らずで初戦を迎えることになります。レギュラーで残ったのはライト・中山だけですが、右の本格派・藤本など実力ある選手が多いのが強み。シードされた結果、組み合わせには比較的恵まれた印象で、試合をこなしながら戦力を整えていくことになりそうです。