9日からは第28回NHK旗福岡県選抜高校野球大会が4日間の日程で行われます。出場するのは福岡県高野連などが選抜した8校。昨年までの12校から今年は8校となりましたが、夏を占う大会という位置づけは変わりません。
今年はセンバツ出場の九産大九州と、春季大会のベスト8以上のチームが選ばれています。九産大九州が選ばれたため春季大会ベスト8の九産大九産は選抜されませんでしたが、23日からの招待野球の方に出場することになっています。
◇九産大九州 :センバツ出場
◇福工大城東 :春季大会優勝
◇飯塚 :春季大会準優勝
◇九州国際大付:春季大会3位
◇大牟田 :春季大会4位
◇新宮 :春季大会ベスト8
◇折尾愛真 :春季大会ベスト8
◇八女 :春季大会ベスト8
ところで、NHK旗大会の優勝校は夏の大会で優勝できない、というジンクスめいたものがあります。確かにこのNHK旗大会を制して夏の甲子園に出場したのは2001年の九産大九州まで遡らなければなりません。では、夏の大会との関連性がないかと言われると決してそうではありません。過去7年間の夏の甲子園出場校のNHK旗大会の成績を見てみましょう。
◇2014年 九州国際大付:不出場 ※秋季大会優勝
◇2013年 自由ヶ丘 :2回戦敗退(1勝)
◇2012年 飯塚 :ベスト4 (2勝)
◇2011年 九州国際大付:準優勝 (2勝)※秋季大会優勝
◇2010年 西日本短大付:2回戦敗退(0勝)
◇2009年 九州国際大付:準優勝 (2勝)※秋季大会優勝
◇2008年 飯塚 :2回戦敗退(0勝)
昨年の九州国際大付を除いて、優勝はできずともNHK旗大会に出場していることが分かります。そう考えると、今年の夏の甲子園出場校は、この8校から出る公算が大きいということになりますが、今年はどうでしょうか。この大会での各校の戦いぶりを見ながら夏の甲子園出場校を占う、というのも本大会の一つの楽しみ方かもしれません。
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