春季大会第７日～八女・久留米・福岡の公立勢が強豪下しパート決勝へ |

　春季高校野球福岡大会７日目の２７日は北部で４回戦の残り４試合が行われパート決勝に進出する８校が出揃いました。南部でも４回戦が始まり、この日は４試合を実施。まずは４校がパート決勝進出を決めています。

　北部では北九州市民球場の第一試合、シード・新宮が育徳館と対戦しました。先制を許した新宮でしたがすぐに２回に逆転すると以降もこまめに加点し、７－３で勝利しました。第二試合に登場したシード・光陵は序盤から着実に加点し、７回コールドで希望が丘を圧倒しています。このほか青豊、九州国際大付と昨年夏の県大会に出場した両校も勝ち、パート決勝へと進出しました。
　この結果、北部のパート決勝はＡパートが折尾愛真ー小倉、Ｂパートが飯塚ー古賀竟成館、Ｃパートが新宮ー青豊、Ｄパートが光陵ー九州国際大付という顔合わせとなりました。シードされた４校のうち３校がここまでは順当に残っています。

　南部は前日に続き、前評判の高いチームが相次いで敗れました。小郡市野球場では福岡大大濠が八女に中盤に逆転を許すと追撃及ばず３－４で敗退。久留米市野球場でも第一試合でシード・久留米商を破った福岡第一が久留米に終盤追いつかれると９回に勝ち越しを許し２－３と敗れ姿を消しています。公立校同士の一戦となった糸島ー福岡の第二試合は、福岡が８回に４点差に追いつくと９回に勝ち越して７－６で競り勝ちました。ここ数年、南部大会では目立った成績がなかった公立校が揃ってパート決勝に勝ち進んでいます。大牟田は筑前に３－０と完封勝ち、県大会進出をかけて福岡と対戦します。