春季大会第6日~西短・筑陽が敗退、折尾愛真・飯塚などパート決勝へ




 春季高校野球福岡大会6日目の26日は、北部で4回戦4試合が行われパート決勝に4校が名乗りをあげました。南部は3回戦の残り8試合が行われ、ベスト16が出そろっています。

 北部では北九州市民球場で私立4校が激突、第一試合は折尾愛真自由ヶ丘の「八幡対決」となりました。試合は戦前の予想に反して中盤以降は激しい点の取り合いとなり、一時は自由ヶ丘が9-6と3点のリードを広げましたが、8回に2点を返して1点差に迫った折尾愛真が9回にも2点を挙げて逆転サヨナラ。パート決勝進出を決めました。第2試合はシード・飯塚東海大五と対戦、先制を許した飯塚でしたが6回に追いつき、7回に一挙4点を奪って勝ち越し勝負を決めました。
 光陵グリーンスタジアムの第一試合は、ここまで2試合で1失点の小倉と真颯館、八幡を連破した嘉穂東の顔合わせとなりました。小倉は序盤からリードを奪ってペースを握ると、嘉穂東の反撃を許さず完封。3試合で1失点という安定感を見せてパート決勝へ。折尾愛真と県大会をかけて争います。第二試合は、昨年春に続くパート決勝進出を目指す古賀竟成館と、昨年の北九州地区新人大会準優勝の北九州の一戦。序盤から点の取り合いとなり最後までもつれる展開となりましたが、5-5から古賀竟成館が9回に決勝点を挙げてサヨナラ勝ち。パート決勝は飯塚との決戦となります。

 南部は波乱の一日となりました。小郡市野球場の第二試合に登場したシード校の西日本短大付が筑紫台に序盤から主導権を奪われ、追撃も実らず3-6で敗退。大牟田延命球場では、有力校の一校と目されていた筑陽学園春日に1-2と競り負けました。また久留米市野球場でも祐誠博多工から得点が奪えず、0-0から9回サヨナラ負けを喫しています。南部で唯一残ったシード校・東福岡は久留米高専に苦しみながらも序盤のリードを守り切り3-1で4回戦へ。ここまで2試合とも苦しい試合となっていますが、次戦は香椎に6-1と快勝した福工大城東との一戦となります。

 第7日の27日は、北部で4回戦の残り4試合が行われパート決勝進出の8校が出そろいます。南部でも4回戦が始まり、いよいよ本大会も大詰めに差し掛かってきました。

【大会6日目/3月26日・木】
<北部>                 
◇北九州市民
~4回戦                

自 由 ヶ 丘 020 034 000  9
折 尾 愛 真 001 140 022 10
飯   塚 000 101 402 8
東 海 大 五 002 000 100 3

光陵グリーンスタジアム
~4回戦
嘉 穂 東 000 000 000 0
小   倉 100 401 00X 6
北 九 州 030 001 010   5
古賀竟成館 201 000 201 6

 <南部>
春日公園
~3回戦
東 福 岡 102 000 000 3
久留米高専 001 000 000 1
福 岡 西 陵 000 000 000 1 2
福   翔 000 000 001 2 3 (延長10回)

小郡
~3回戦
福工大城東 002 010 003 6
香   椎 001 000 000   1
筑 紫 台 201 021 000 6
西 短 大 付 000 010 200 3

久留米
~3回戦
玄   洋 000 032 001 6
筑 紫 中 央 000 100 000 1
祐   誠 000 000 000 0
博 多 工 000 000 001 1

大牟田延命
~3回戦
春   日 010 100 000 2
筑 陽 学 園 000 010 000 1
筑 紫 丘 000 002 000 2
九産大九産 050 000 10X 6

 

2015春季福岡大会23

【大会第7日(3月27日)の試合】
<北部>
(北九州市民) 4回戦 新宮ー育徳館/希望が丘ー光陵
(筑豊緑地)  4回戦 青豊ー折尾/九州国際大付ー福岡魁誠

<南部>
(小郡)    4回戦 福岡大大濠ー八女/大牟田ー筑前
(久留米)   4回戦 久留米ー福岡第一/福岡ー糸島

 

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