平成26年度日本学生野球協会の表彰選手に九国大付・清水選手




 平成26年度(第47回)の学生野球選手及び部員の表彰選手(25大学野球連盟と47都道府県高校野球連盟から推薦のあった72名)が9日、日本学生野球協会から発表されました。高校の部で福岡県からは、昨夏の甲子園に出場した九州国際大付の主将を務めた清水優心選手が選ばれました。

 日本学生野球協会は日本高校野球連盟の上部団体で「大学野球および高等学校野球の組織、活動および運用の基準として日本学生野球憲章を定め」ており、憲章では「全日本大学野球連盟または日本高等学校野球連盟に対し指導・助言を行う」としています。
 表彰選手は、以下のような流れて選出されています。

1、「 最終学年かつ卒業見込みの選手で、品行・野球技能・学業成績ともに生徒として範とするに値する」選手を
2、学校長が各都道府県高校野球連盟に推薦し、
3、各都道府県高校野球連盟が審議のうえ、1名を日本高校野球連盟に推薦し、
4、日本学生野球協会で選考のうえ、表彰

 ちなみに大学の部では九州六大学が大森健志投手(福岡大/沖学園出身)、福岡六大学が大山仁也主将(九州産業大/長崎・海星出身)、九州地区大学が早川顕一主将(西日本工業大/静岡・常葉橘出身)をそれぞれ推薦しています。また高校の部で愛知県からは、昨年夏の全国高校軟式野球選手権で祟徳(広島)と「延長50回」の死闘を演じた中京の後藤敦也主将が軟式部員としてただ一人選ばれました。

 九州国際大付からの選出は八幡大付時代も含めると、平成23年度の高城俊人選手、同21年度の小林知弘選手、昭和57年度の川端康史選手、同54年度の二殿勝幸選手についで5人目。高校別では柳川(柳川商時代含む)の6人に次ぐものとなりました。
 結果的にその年の甲子園に出場した高校の主将が選ばれることが多いようですが、平成24年度は福岡大大濠の天野裕樹主将、同17年度には朝倉東の倉地達也主将と軟式野球部員からの選出もありました。福岡県からは過去に現真颯館監督の末次秀樹選手(柳川商)や日本文理大監督の中村壽博選手(西日本短大付)、プロに進んだ角富士夫選手(福岡第一)、青柳進選手(西日本短大付)、村田修一選手、田中賢介選手(以上東福岡)なども表彰されています。

 

 

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