昨年1年生大会の結果から来年を展望する




 先日、各地区の1年生大会優勝校は「その学年が3年生となる2年後の夏の大会で好成績をおさめている」という話をしました(各地区1年生大会が終了、星琳、飯塚、福岡第一、大牟田が優勝)。来年度の展望を考えるうえでの参考として、来年度最終学年を迎える今の2年生世代たちが戦った昨年の1年生大会の結果を見ておきたいと思います。当時は、筑豊地区は北九州地区と一緒に1年生大会を開催していたため3地区のベスト4以上は以下の通りでした。校名下は2014年秋季大会の成績です。

地     区 優   勝 準 優 勝 ベ ス ト 4
北九州地区 飯     塚
ベスト8
折 尾 愛 真
1回戦
東   筑
ベスト16
星  琳
2回戦
福岡地区 福岡大大濠
3回戦
筑 陽 学 園
4回戦
春   日
ベスト16
糸  島
1回戦
筑後地区 祐   誠
4回戦
久 留 米 商
ベスト8
大  牟  田
ベスト16
八  女
4回戦

 秋季大会では、12校のうちベスト16(各地区パート決勝)まで進んだチームが5校。中でも春日は福工大城東や福岡第一、東筑も折尾愛真や自由ヶ丘などの私立強豪を破ってパート決勝まで進出。初戦で敗れたとはいえ東福岡相手に2-5と食らいついた糸島の健闘も光りました。筑陽学園も優勝した九産大九州に0-1で敗れましたが県大会出場の力を持っています。今夏の県大会に出場した折尾愛真、星琳、祐誠などもそれぞれ力のある投手を擁しており、春以降に巻き返してくるでしょう。
 秋季九州大会に出場した4校(九産大九州、東福岡、八幡南、光陵)は、意外にも昨年の1年生大会では結果を残せていませんでしたが、例年通りのシード決定方式であれば来夏のシードが確定ということになります。この4校を除くと、残された夏のシード校のイスは南部北部6つずつ。この12個のイスを巡って、上記のチームのほか県大会出場の西日本短大付、北部の九州国際大付、自由ヶ丘などが激しく争うことになりそうです。

 

 

Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*