写真で振り返る2014夏⑥~筑豊の夏~

 7月19日(土)からはいよいよ県大会が始まりました。今年の県大会、5回戦の8試合は飯塚市にある筑豊緑地野球場で行われました。まだ梅雨明けは発表されていませんでしたが、夏本番を思わせる強い日差しが球場に朝から注がれました。

筑豊観客

5回戦からは1日2試合。第1試合は九州国際大付と福工大城東。南北の強豪激突です。そんなに広い球場ではないので、早々にスタンドは満員になります。

福工大城東はここまでの3試合、すべて先発している貞許嘉克投手(3年)が今日も先発のマウンドに立ちます。

対する九州国際大付は滝直人投手(3年)が初戦以来の登板。左腕対決になりました。

先制したのは九州国際大付でしたが、1回裏に福工大城東もすかさず同点に追いつきます。

3塁側の福工大城東スタンドでライトブルーのメガホンが揺れます。

しかし九州国際大付が3回に山本武白志選手(2年)の本塁打などで突き放します

福工大城東は、サイドスローの古村優気投手(3年)が4回途中からマウンドへ。

さらに6回途中からは須山蓮太郎投手(3年)がリリーフのマウンドに立ちます。

しかし、1回途中からリリーフした九州国際大付の安藤幸太郎投手(3年)を打ち崩せず、11-1の6回コールドで九州国際大付が準々決勝へコマを進めました。

強豪・福工大城東の今年の夏は5回戦で幕を閉じました。

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第2試合は西日本短大付と東海大五の一戦。南北のシード校同士が対戦する好カードです。
1塁側の東海大五スタンドは大応援団で超満員。

東海大五は、背番号1の粟田雄輝投手(3年)が先発。6回まで西短大付打線を2点に抑えます。

6回裏、東海大五は4番・岩城駿也選手(3年)のタイムリーヒットで有安佑真選手(3年)がホームイン、2-2の同点に追いつきます。

しかし7回表に西短大付が、川路貴央選手(3年)の2打席連続本塁打で勝ち越し。

8回には松見裕太選手(3年)の犠牲フライなどで3点を加えてリードを広げます。

東海大五は9回から大森太朗投手(3年)をはじめ3投手をつぎ込みますが、西短大付の勢いを止めることができず、12-4で西短大付が勝利しました。…(つづく)

 

 



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