7月22日は5回戦の残り2試合が行われ、第一試合には優勝候補の一角・東福岡が登場、東筑と対戦しました。東福岡は中盤に四球や失策絡みで3点を失う苦しい展開。打線も東筑先発・溝尻を打ちあぐみ、終盤にようやく反撃に転じましたが1点を返すにとどまり、5回戦で姿を消しました。
観戦レポート / 第96回全国高校野球選手権大会 5回戦(2014年7月22日・火/筑豊緑地野球場) |
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E 東福岡 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 7 2 東 筑 0 0 0 2 0 1 0 0 x 3 5 0 (福)浜田、森-河野、堀尾 (三)楠八重 (二)久我 (筑)溝尻-阿部 (二)阿部、樽谷 【東福岡】 打安点 【東 筑】 打安点
数少ないチャンスを生かした東筑が、溝尻投手の好投で春の福岡の覇者・東福岡を破った。 3回まで走者を出せなかった東筑は4回一死後、阿部が左中間を破る二塁打で出塁。続く青木の遊ゴロはショートの一塁悪送球を誘い一死一、二塁となり、4番・樽谷がレフト左へ二塁打を放ち、二塁走者に続いて一塁走者の青木も還って2点を先制した。 7回まで散発4安打に抑えられていた東福岡は、8回二死から久我がライト線に二塁打を放ち、続く楠八重の右中間三塁打で1点を返したが反撃もそこまで。緩急をつけた溝尻の投球に最後までタイミングが合わず、1点を返すのが精一杯だった。序盤、再三得点圏に走者を進めながら先制点を奪えず、試合の主導権を奪えなかったことも、最後まで響いた。 |
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