シード校、相次ぎ敗れる




 7月14日は福工大城東、西短大付、筑陽学園、祐誠のシード4校が県大会出場を決める一方、八幡、小倉、久留米商のシード校3校が敗れる1日となりました。

 初戦の対戦相手・行橋の出場辞退や雨天順延によって開幕から1週間以上も経ってようやく初戦を迎えた八幡は、エース・光井投手が3回までの6点を失い、終盤の反撃も及びませんでした。もっとも北筑も春季大会で地区決勝まで進んだ実力校(県大会展望北部Fパート)。実力に差がない中で、一戦を経験したか否かの経験の差が序盤の攻防に影響を与えたのかもしれません。

 小倉はライバルの東筑に打ち負けました。5回までに岡野投手が5点を失う展開。秋季大会地区決勝で敗れ、雪辱を期してきた東筑の執念が上回る形となりました。とはいえ県大会をかけて戦う古賀竟成館も侮れない相手(県大会展望北部Gパート)。最後まで目が離せない試合になりそうです。

 春の九州大会に出場した久留米商は久留米学園に競り負けました。久留米学園・松下投手をなかなか攻略できない緊迫した展開の中で終盤を迎え、その重圧に押しつぶされるように8回逆転を許してしまいました。久留米学園も春季大会では西短大付と競り合いを演じた実力校(県大会展望南部Fパート)。無欲でぶつかる久留米学園に対し、久留米商にはシード校のプレシャーがあったのかもしれません。

 この3試合の結果を見ると、やはり夏の大会で勝ち進むには打線(というより得点力)がものをいうことを改めて感じました。今日も雨模様の予報ですが、順調に試合が行われれば8校が県大会に名乗りを上げる予定です。



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