梅雨の合間をぬって行わた大会2日目の8日は湿度が高く蒸し暑い一日となりましたが、7球場で21試合が行われました。春日公園野球場の第3試合には優勝候補の一角・西日本短大付が登場。エース・小野投手が福岡打線を2安打完封し、7回コールドで3回戦に進出しました。
第96回全国高校野球選手権大会 2回戦 (2014年7月8日・火/春日公園野球場) |
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E 【福 岡】 打安点 【西短大付】打安点 西日本短大付が福岡投手陣の制球難に乗じて得点を重ね、7回コールドで完勝した。 西日本短大付は1回、福岡先発・刀根の立ち上がりを攻め、2四球と武富の犠飛で先制。2回には一死から高岩のレフト前に落ちる二塁打の後、3連続四球による押し出しでまず1点。刀根をリリーフした井土から中島も四球を選び、この回2点を加えた。3、4回は井土を攻めあぐんだが5回、この回先頭の武富が中前にクリーンヒット。続く川路の投ゴロを井土が二塁に悪送球し無死一、二塁。松見の三塁前のバントが内野安打となり満塁とし一死後、高岩が三遊間を破って1点を追加した。6回の一死満塁は併殺で得点できなかったが7回に3四死球で無死満塁とすると、大曲がレフトスタンドに満塁本塁打を放って勝負を決めた。投げては先発・小野が6回まで3四死球のみの無安打投球。7回には2本の単打を浴びたが、後続を抑えて福岡打線を完封した。 福岡は何といっても投手陣が14四死球を与える乱調が響いた。2回途中から登板した2番手の左腕・井土は、カーブを有効に使って3回1/3を自責点1に抑える投球を見せ、気を吐いた。打線は小野の速球に振り遅れる場面が目立った。7回に荒井がセンター前に初めて快打を放ち、一死後には国信も直球をあわせて左前に落としたが、後続が抑えられた。 |
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