南部Hブロックは混戦模様。シードは朝倉だが他校との実力は拮抗しており、予断を許さない。実績から言えば福岡工が最上位になる。秋季大会では2勝、春季大会では地区決勝まで勝ち上がった。いずれも久留米商、筑陽学園という強豪に敗れ、Aクラスのチームの壁は感じさせるものの糸島、三潴などの実力校を破っており、このブロックでは総合力は上位だろう。
朝倉は秋季大会では東福岡に、春季大会では西短大付に2桁得点を許して完敗したが、筑後地区大会準優勝でシード権を得た。松尾、田中の投手陣を軸に競り合いを制していく試合運びが身上だ。ただ、準優勝した筑後地区大会は西短大付、久留米商が不在(九州大会出場)という追い風があったことも確か。絶対的に抜けた存在ではないが、シードされたことで強豪との対戦を回避でき、県大会へのチャンスは広がった。
春季大会で2勝した筑紫丘は島、川野の投手陣が安定している。春季大会では筑後地区大会4強の大牟田に競り勝っており、ロースコアの競り合いに持ち込みたい。春日は、春季大会とも初戦敗退で結果を出せていないが、福岡地区大会では2勝して上昇気流に乗ってきた。柳川や福大大濠といった私立強豪と演じており、その潜在力は警戒が必要か。三池工、ありあけ新世の筑後勢は、守りはある程度計算できるが、秋以降の公式戦であげた得点がいずれも4点未満。打線の奮起が不可欠だ。
校名 | 秋季大会 | 春季大会 | 地区大会 |
朝倉 | 2回戦 7-5 三井 3回戦 0-10東福岡 |
2回戦 0-14西短大付 | 1回戦 5-1久留米 2回戦 10-3八女農 3回戦 3-2八女 準決勝 4-3三潴 決勝 3-8柳川 |
筑紫 | 1回戦 1-3香椎 | 2回戦 2-12沖学園 |
1回戦 6-13香椎 |
筑紫丘 | 2回戦 0-7西短大付 | 2回戦 9-1福岡舞鶴 3回戦 2-1大牟田 4回戦 3-4輝翔館 |
2回戦 5-2福岡講倫館 3回戦 0-6香椎 |
香住丘 | 1回戦 0-13大牟田 |
2回戦 1-9筑陽学園 | 1回戦 0-8筑前 |
福岡工 | 2回戦 3-1三潴 3回戦 12-7香椎 4回戦 0-7久留米商 |
2回戦 7-2福岡講倫館 3回戦12-0福岡西陵 4回戦 4-2糸島 地区決勝0-7筑陽学園 |
2回戦 3-4香椎工 |
春日 | 2回戦 0-2柳川 | 2回戦 2-9福大大濠 | 2回戦 3-1沖学園 3回戦 10-0玄洋 4回戦 0-3福大大濠 |
三池工 | 2回戦 1-2純真 | 2回戦 3-6博多 | 2回戦 1-0 小郡 3回戦 3-10柳川 |
朝倉光陽 | 2回戦 2-8大川樟風 | 2回戦 2-13柏陵 | 2回戦 1-9八女農 |
ありあけ新世 | 2回戦 1-2浮羽究真館 | 2回戦 2-0城南 3回戦 0-4糸島 |
2回戦 0-6三潴 |
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