南部Aパートはシード校・福工大城東が他を一歩リード。秋季大会では4回戦で筑陽学園に敗れ、春季大会は初戦で筑前に足元をすくわれた。だがその鬱憤を晴らすように福岡地区大会で圧勝で勝ち進み、準決勝で筑前、決勝で筑陽学園にリベンジを果たしシード権を獲得。きっちり夏に照準を合わせてきた。この福岡地区大会の準決勝、決勝のような戦い方が本来の勝ちパターンか。足を絡めた攻撃で少ないチャンスを確実に得点につなげ、貞許ー吉村の投手リレーと堅守で相手の反撃をかわしていく試合運びができれば順調に勝ち上がっていきそうだ。
福工大城東を追う一番手は三潴か。ベスト4入りした筑豊地区大会で強豪・祐誠に打ち勝ったのが光る。春季大会初戦でも九産大九産に7-6と打撃戦を制しており、打ち合いに持ち込むと強さを発揮する。好投手と対戦した時に、いかに得点を挙げるかが課題か。三井は、その三潴を春季大会3回戦で破った。銭盛投手を中心とした継投で相手の反撃をしのげれば、勝機が見えてくる。東筑紫学園を2度、センバツに導いた浜口監督が2012年に就任して以降、力をつけてきた博多も投手を軸に守りを固め、上位進出を窺う。
校名 | 秋季大会 | 春季大会 | 地区大会 |
福工大城東 | 2回戦 28-2中村三陽 3回戦 6-3修猷館 4回戦 2-7筑陽学園 |
2回戦 1-2筑前 | 2回戦 8-1武蔵台 3回戦 10-1九産大九産 4回戦 11-0福岡中央 準決勝 3-2筑前 決勝 2-1筑陽学園 |
久留米高専 | 2回戦 2-12筑前 | 2回戦 0-7柳川 | 1回戦 8-0有明高専 2回戦 0-10柳川 |
三井 | 2回戦 5-7朝倉 | 2回戦 6-2武蔵台 3回戦 6-1三潴 4回戦 1-6筑陽学園 |
2回戦 4-5南筑 |
博多 | 2回戦 4-1輝翔館 3回戦 2-3八女工 |
2回戦 6-3三池工 3回戦 0-4九産大九州 |
2回戦 3-5福岡中央 |
八女 | 2回戦 5-4三池 3回戦 5-9久留米商 |
2回戦 2-14香椎工 | 1回戦 4-1大川樟風 2回戦 2-1三池 3回戦 2-3朝倉 |
筑紫台 | 2回戦 4-5福大大濠 | 2回戦 0-10久留米商 |
2回戦 8-0早良 3回戦 1-2筑陽学園 |
三潴 | 2回戦 1-3福岡工 | 2回戦 7-6九産大九産 3回戦 1-6三井 |
1回戦 6-0ありあけ新世 2回戦 9-6祐誠 3回戦 10-1山門 準決勝 3-4朝倉 |
八女農 | 2回戦 8-1大牟田北 3回戦 1-5福岡 |
2回戦 9-5浮羽究真館 3回戦 0-8柳川 |
1回戦 9-1朝倉光陽 2回戦 3-10朝倉 |
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