西短大附が明豊(大分)を破り4強進出~春季九州大会第3日

 第144回九州地区高校野球大会の3日目は22日(月)、準々決勝4試合が行われました。3校出場した福岡勢は西日本短大附がセンバツ4強の明豊(大分)に7回コールド勝ちで、準優勝した2016年春以来となるベスト4入りを決めました。センバツ出場の筑陽学園は、昨秋九州大会準々決勝で勝利した興南に逆転負け。福岡大大濠はセンバツ出場校の大分と激しい点の取り合いを演じましたが、9回逆転サヨナラ負けで、優勝した2016年春以来となるベスト4入りを逃しました。

 福岡勢の先陣を切って鴨池市民球場の第一試合に登場した西日本短大附は、中一日で江崎投手が先発。この日も走者を出しながら要所を抑える粘りの投球で得点を与えません。打線は3回に四球や敵失で1点を得ると、5回には二死から四球で出た二人の走者を4番神宮の二塁打で一掃するなど3点を追加。6回も四球の走者二人を2番鍛治の三塁打で迎え入れるなど、5安打で6点を奪う効率的な攻撃を見せました。最後は6番吉永の左越え本塁打でコールド成立。江崎投手はこれで2試合連続完封。先発完投した福岡大会準決勝も含めると、3試合連続の完封勝利となりました。
 第二試合では、福岡大大濠が大分と対戦。初回、4番星子の3試合連続本塁打によって壮絶な打撃戦の火ぶたが切って落とされました。6回表には深浦にも一発が飛び出して6-3とリードを広げた福岡大大濠でしたが、6回裏に先発の深浦投手がつまかり同点に。打線は7回、8回と勝ち越しますが、大分もしぶとく粘り10-9で迎えた9回裏、3番手の山下投手が一死から3本の短長打を浴びて逆転サヨナラ負け。福岡大大濠14安打、大分15安打、本塁打も福岡大大濠に3本、大分に2本飛び出す打ち合いの末に力尽きました。

 平和リース球場の第二試合にはセンバツ8強の筑陽学園が登場しました。対する興南は、昨秋九州大会準々決勝で延長13回、タイブレークの末に破ってセンバツ出場を事実上決めた相手。筑陽学園は2回に先制、先発の西投手も5回まで興南打線を1安打に抑える好投を見せていましたが、6回に二人の走者を置いて2番根路銘にランニング本塁打を浴びて逆転を許しました。8回には2番手の菅井投手が3失点して万事休す。打線も6回無死三塁から登板し、昨秋の雪辱に燃えるエース宮城投手の前に無安打に抑えられ8三振を奪われるなど完璧に封じられ、1-6で完敗しました。

 大会4日目は休養日を挟んだ24日(水)に準決勝2試合が行われます。西日本短大附は熊本西と対戦、2016年春以来の決勝進出を目指します。

【大会第3日の結果】
◆準々決勝(平和リース)
大分工 000 000 010=1
熊本西 010 001 00X
=2
【大】日高 【熊】瀬上→中山→霜上

◆準々決勝(平和リース)
筑陽学園 010 000 000=1
興南   000 003 03X=6

【筑】西→菅井→西舘【興】又吉→宮城


◆準々決勝(鴨池市民)
明豊   000 000 0=0
西短大附 001 032 1=7
(7回コールド)
【明】狭間→寺迫→若杉→大畑【西】江崎

◆準々決勝(鴨池市民)
福大大濠 210 021 130=10
大分   300 003 122=11
【福】深浦→星野→山下【大】御手洗→飯倉→武藤→石丸

【大会第4日の試合予定】
 <平和リース>
  ◆準決勝 熊本西(熊本・推薦)ー西日本短大附(福岡1位)
  ◆準決勝 興南(沖縄)―大分(大分・推薦)


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