春季大会最終日~西短大附が6季ぶりⅤ、福大大濠も九州大会へ




 第144回九州地区高校野球福岡大会は最終日の6日、久留米市野球場で3位決定戦と決勝が行われました。3位決定戦では福岡大大濠が5回コールドで博多工を圧倒。センバツ出場校としての推薦枠で出場した2017年春以来、2年ぶりの九州大会出場を決めました。決勝では西日本短大附が真颯館を破り2016年春以来、6季ぶりの優勝を決めました。


 3位決定戦は1974(昭和49)年春以来の九州大会出場を目指す博多工と福岡大大濠が対戦。博多工はエース田代投手が連投のマウンドに上がりましたが初回から福岡大大濠打線につかまり、救援した投手陣も打ち込まれ、5回までに10点を失いました。一方、中2日で先発のマウンドに立った福岡大大濠・深浦投手は博多工を得点を許さず、10-0(5回コールド)で福岡大大濠が最後の九州大会の切符を手にしました。
 決勝は、前日の準決勝で完投した西日本短大附・江崎、真颯館・武内の両投手は先発を回避。西日本短大附・浅川、真颯館・松尾堅の先発で始まった試合は、序盤から点の取り合いとなりました。西日本短大附は、同点で迎えた4回に一挙4点を奪って突き放すと最後は江崎投手を投入して逃げ切り、7-3で春の福岡大会を制しました。

 3月21日に始まった春季福岡大会はこれで終了。優勝した西日本短大附、準優勝の真颯館、3位の福岡大大濠はセンバツ出場校の筑陽学園と共に、4月20日(土)から鹿児島で開催される九州大会に出場します。

<6日の試合結果> ※赤字はシード校
【県大会】

3位決定戦(久留米)※5回コールド
福岡大大濠 113 41=10
博多工   000 00=0
決勝(久留米)
真颯館  003 000 000=3
西短大附 102 400 00X=7

 

 


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