春季大会第8日~九国大付、小倉工が県大会に名乗り




 大会第7日に入った第144回九州地区高校野球福岡大会は28日(木)、北部でパート決勝2試合、南部で4回戦4試合が行われ、北部では九州国際大付と小倉工の両シードが県大会に名乗りをあげました。

【北部】北九州市民球場の第一試合はAパート決勝。昨春九州大会優勝のシード・九州国際大付と昨春センバツ出場の東筑、近年福岡の高校野球界を牽引している両校が激突しました。初回、九州国際大付は8点を奪う猛攻で大きくリードを広げると、その後はなかなか追加点を奪えませんでしたが、ようやく6回に2点を加えてコールド勝ち。県大会出場一番乗りを果たしました。
 Bパート決勝は小倉工と星琳、強打を売りとする両校の対戦となりました。試合は序盤から激しく動き、星琳が2回に2点を先制すると、小倉工が3回にすかさず逆転。さらに星琳が再逆転をすると、小倉工もその裏にすかさず追いつきました。8回、3度目のリードを奪った星琳に対し、小倉工はその裏に3点を挙げて三たび逆転。激しい点の取り合いを制しました。

【南部】2球場で4回戦が2試合ずつ行われました。小郡市野球場ではシード・福工大城東が相手投手陣の制球難に付け込んでリードを着実に広げ、5回コールドで福岡舞鶴を圧倒しました。大牟田は9回裏に一打同点、長打が出れば逆転サヨナラ負けのピンチを背負いましたが、辛うじて博多を振り切っています。
 久留米市野球場では、福岡工が柳川との投手戦を制し1-0で競り勝ちました。昨春福岡地区大会決勝でも顔を合わせた福岡大大濠と沖学園の一戦は、福岡大大濠が再び勝利を納めました。

 大会9日目の3月29日(金)は北部でパート決勝2試合、南部ではパート決勝が一挙4試合が行われ、県大会出場8校が出揃います。

<28日の試合結果> ※赤字はシード校
【北部】

Aパート決勝(北九州)※6回コールド
東筑   000 000=0
九国大付 800 002=10
Bパート決勝(北九州)
星琳  020 600 010=9
小倉工 003 500 03x=11

【南部】
4回戦(小郡)※5回コールド
福工大城東 601 36=16
福岡舞鶴  000 00=0
4回戦(小郡)
大牟田 300 000 220=7
博多  000 011 003=5
4回戦(久留米)
柳川  000 000 000=0
福岡工 000 100 00x=1
4回戦(久留米)
沖学園  000 010 000=1
福大大濠 002 003 00x=5

<3月29日の試合予定>※赤字はシード校
【北部】
▽北九州 (Cパート決勝)真颯館―嘉穂東/(Dパート決勝)飯塚―東海大福岡

【南部】
▽小郡  (Cパート決勝)福工大城東―福岡工/(Dパート決勝)大牟田-福岡大大濠
▽久留米 (Aパート決勝)西日本短大附ー福岡第一/(Bパート決勝)博多工―東福岡

 


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