2019春季大会展望⑧北Dパート~飯塚に挑む鞍手、東海大福岡




 北部Dパートのシード・飯塚は、昨秋ベスト8。昨夏北福岡大会準優勝時のレギュラーが4人残り、秋の北部大会では4試合で37得点と打線が活発でした。その中の一人である徳永勇斗捕手(2年=左)はライト方向へ大きな当たりを打てる長距離打者。昨夏準決勝で小倉の好投手・河浦から一発。昨秋の北筑戦でも右翼席に本塁打を放っています。
 投手陣は昨秋、複数の投手がマウンドを踏みましたが、エースナンバーを付けたのは1年生の平山竜之介投手(右)。直球に力があり、抜き気味に投げてくる変化球で三振も取れ、制球も良く安定感があります。

 鞍手は昨秋は福岡中央地区新人大会で飯塚を破って優勝。秋季大会もパート決勝まで進みました。左腕エースの白坂元投手(2年)は小柄ながら、落差あるカーブが武器。直球で内角の厳しいところを攻める制球力もあります。守りも堅く、秋の3試合はいずれも1点差の厳しい試合を経験するなど、競り合いになると力を発揮しそうです。
 東海大福岡も昨秋はパート決勝まで進出。左腕の重田正輝投手(2年)は直球、スライダーでコーナーを突き、打たせて取る投球を見せます。昨年は春の福岡中央地区大会、夏の選手権と二度続けて飯塚に敗れているだけに、雪辱を期します。北九州は昨夏、東筑を破った時の1番・2番コンビ、荒牧海人外野手(2年=右)、船越丞内野手(2年=右)がチームを牽引します。昨秋は3回戦で八幡南に敗れましたが、勢いに乗ると怖い存在です。

 春季大会はいよいよ明日21日(木)に開幕。日程通りに進めば29日(金)に県大会出場校8校が決まります。久留米市野球場で行われる県大会は4月2日(火)3日(水)に準々決勝、休養日を挟んで5日(金)に準決勝、6日(土)に決勝と3位決定戦が予定されています。

※校名の赤字はシード校、緑字は本サイトの独断による有力校


Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*