第143回九州地区高校野球大会は最終日の25日(木)、リブワーク藤崎台球場で決勝が行われ、福岡1位の筑陽学園が7-5で明豊(大分1位)を破って九州大会初優勝を飾りました。福岡勢の九州大会制覇は、今春の九州国際大付に続き2季連続。秋の大会では2年前の福岡大大濠以来の優勝となります。

 決勝のマウンドには初戦以来となる西投手が上がりましたが、4回までに本塁打などで5点を失い降板。筑陽学園は九州大会4試合目にして初めて追いかける展開となりました。それでも4回に4安打を集中させて3点を返すと、6回進藤選手のタイムリー二塁打で1点差。そして8回に江原選手の三塁打を皮切りに4安打を集め、相手の失策も絡んで一気に逆転しました。投げては5回から登板した西舘投手が明豊打線に得点を許さず、九州大会8回目の出場にして初めて頂点に立ちました。
 今大会、初戦そして準々決勝とタイムリーが出なかった打線も、準決勝、決勝では2桁安打を放ち復調ぶりを印象づけました。特に4番江原選手は大会通算で4割超の打率を記録し、チームをけん引しました。投手陣では西舘投手の充実ぶりが際立ちました。同点の場面で登板した初戦はピンチを断ち、準々決勝の興南戦は13回を完封。ロングリリーフを務めた準決勝こそ3点を失いましたが、この日も明豊打線の勢いを止め、味方の逆転劇を呼び込みました。

 
優勝した筑陽学園は11月9日(金)に開幕する明治神宮野球大会に、九州地区代表として出場。10日(土)の初戦(2回戦)で関東地区の優勝校と対戦します。

【最終日の結果】
◆決勝(リブワーク藤崎台)
明  豊 012 200 000=5 (H10

筑陽学園 000 301 03X=7 (H12

【明】若杉→狭間→大畑→岡本
【筑】西→西舘