九州大会の熱戦が続いていますが、今日25日(木)は2018年プロ野球ドラフト会議が行われます。福岡の高校生では大畑功士郎(筑陽学園)、小江光樹(朝倉)、松井義弥(折尾愛真)、上村晟翔(福工大城東)、中村宜聖(西日本短大附)の5選手がプロ野球志望届を提出しています。

選手名 所属 守備(投打) 短評
大畑功士郎 筑陽学園 投手(左左) 長身から投げ下ろす直球と落差あるスライダーが秀逸
小江光樹 朝倉 投手(右右) 粗削りながら140キロ超の直球が魅力の大型右腕
松井義弥 折尾愛真 内野手(右左) 1年夏から4番に座る左の長距離砲として甲子園出場
上村晟翔 福工大城東 捕手(右右) 2年からマスクを被る守備の要
中村宜聖 西短大附 外野手(右右) 今年急成長を遂げた右のスラッガー

 投手2人、野手3人となった今年の県内のドラフト候補。早々と8月23日に志望届を提出したのは、筑陽学園の左腕・大畑投手。1年秋からマウンドを経験し昨秋は福岡大会準優勝、九州大会出場の原動力となりました。長身から投げ下ろす140キロ前後の直球と落差のあるスライダーが武器です。今夏は調子を崩し、ほとんど登板のないまま準々決勝で敗れただけに、早い段階でのプロ志望表明には次の舞台にのぞむ強い意欲が伺われます。

 朝倉の小江投手は188センチ・87キロと堂々たる体躯から、140キロ超の伸びのある直球を投げ込んできます。昨秋までは目立った活躍はありませんでしたが、5月の筑後地区大会ではベスト4に進出。準決勝の南筑戦では6回までノーヒットピッチングを披露しました。変化球の精度などまだ粗削りな印象ですが、これからの伸びしろを感じさせる投手です。

 松井選手は折尾愛真の中軸打者として強力打線をけん引、今年の夏は同校初の甲子園出場に大きく寄与しました。1年夏から4番を任された逸材で、当時から芯で捕らえた時の飛距離には目を見張るものがありました。1年時から身長は190センチありましたが学年を重ねるたびに逞しさも増し、今夏は距離に打球のスピードが加わった印象を持ちました。ホームランの打てる大型野手として、今後の活躍が期待されます。

 福工大城東の上村捕手は、2年から堅守を誇るチームの守備の要として活躍。昨夏の5回戦では4連覇を狙った九州国際大付の強力打線を、巧みなリードで2点に抑えました。打順は下位ながらしぶとい打撃が持ち味。同じ捕手の先輩である山川選手(2014年ヤクルト3位)に続く同校からのプロ入りを目指します。

 西日本短大附・中村選手は2年までは十分な活躍ができませんでしたが、今年に入って5番打者として定着。180センチを超える体格にも恵まれ、5月の筑後地区大会準決勝の柳川戦では小郡市野球場の左中間一番深いところに叩き込むなど、一発を秘める強打者に成長しました。西日本短大附が全国優勝した時の主将で、現在は日本文理大学監督を務める中村壽博さんの長男としても注目を集めます。

 昨年は高木選手(真颯館)が西武の育成1位で指名されましたが、今年はこの中から指名される選手が出るのか、注目されます。