10月20日(土)に熊本県で開幕する第143回九州地区高校野球大会の組み合わせ抽選が11日に行われ、福岡1位の筑陽学園は21日(日)に小林西(宮崎2位)と、福岡2位の九州国際大付は20日(土)に日章学園(宮崎1位)と対戦します。

 今年から秋の九州大会の出場校は各県2校となり(昨年までは開催県は4校)、16校での争いとなります。これにより試合数や日程、不戦勝などによる有利不利がなくなり、実力がダイレクトに反映されることになりました。
 福岡勢としては沖縄大会準決勝でノーヒット・ノーランを達成した國吉投手を擁する沖縄水産や、エース宮城を筆頭に夏の甲子園メンバーが複数残る興南、5季連続出場の明豊、3度の九州大会優勝を誇る神村学園などとの対戦は避けたかったところですが、このうち3校とはセンバツ当確の目安となる準決勝まで対戦はなく、まずまずの組み合わせではないでしょうか。

 福岡大大濠、九州国際大付、東海大福岡、東筑などここ数年の福岡勢の活躍は記憶に新しいところですが、過去5回の九州大会の成績を優勝3ポイント、準優勝2ポイント、ベスト4を1ポイントとして集計すると福岡=15、鹿児島=5、長崎=4、宮崎=3、熊本=3、沖縄=3、大分=2、佐賀=0となり、福岡勢が他を圧倒していることが分かります。今回の福岡代表2校もこれらのチームに勝るとも劣らない力を持ち、大いに期待ができそうです。
 特に秋は投手力が大きくものをいう大会で昨年は石田(東筑)、一昨年は三浦(福岡大大濠)や安田(東海大福岡)が活躍しセンバツ切符を勝ち取りました。今年も筑陽学園には西・西館・菅井の3本柱、九州国際大付は絶対的エースの下村がおり、高い投手力を誇ります。筑陽学園は初戦に勝つと連戦となりますが、完投能力のある3人の投手がいることでむしろプラスに働きそう。逆に九州国際大付は初戦を勝てば準々決勝、準決勝と中1日空くため下村投手がフル回転できそうで、日程面でもそれぞれの強みが生かせそうです。