8月5日(日)に開幕する第100回全国高校野球選手権記念大会の組み合わせ抽選が2日(木)に行われ、南福岡代表の沖学園は大会2日目(8月6日・月)第3試合で南北海道代表の北照と、北福岡代表の折尾愛真は大会6日目(8月10日・金)第2試合で西東京代表の日大三と、それぞれ対戦することが決まりました。福岡県勢は昨年、一昨年と初戦で敗れており、3年ぶりの夏の甲子園勝利を目指します。

 沖学園が対戦する北照は、小樽市にある私立校で5年ぶり4回目の出場。センバツでは2013年にベスト8に進出するなど5勝していますが、過去三度の夏の甲子園はいずれも初戦で敗れています。南北海道勢といえば2004~05年の駒大苫小牧の2連覇のイメージが強いですが、2年前には北海が準優勝するなど地区全体のレベルアップを感じます。
 北照は南北海道大会では合計7試合を戦い、ほぼ固定メンバーで戦ってきました。チーム打率は3割2分3厘でその中心は4番の岡崎。南北海道大会では5本塁打を放っているスラッガーです。投手陣は左腕の原田が全7試合で登板。地区決勝の小樽潮陵戦こそ7点を失いましたが、それ以外の試合では全て2点以内に抑えており、安定感があります。沖学園の打線がこの原田投手をどう攻略していくかが、一つポイントとなりそうです。
 初戦を突破すれば、2回戦の相手は大阪桐蔭―作新学院の勝者。ぜひ、全国トップレベルのチームに挑んでほしいところです。
 

 折尾愛真の相手・日大三は、夏の甲子園への出場17回を誇り、二度の優勝経験のある名門。今回は5年ぶりの夏の舞台ですが、昨年、今年とセンバツに出場するなど常に全国の舞台に顔を出し続けています。その打力は今年も健在で、折尾愛真と良く似たチームカラーといえます。
 西東京大会では6試合で全ての試合で5点以上を奪ってきました。本塁打数は折尾愛真の10本には及びませんが6本を記録。中軸の日置、大塚、中村はいずれも3割5分以上の打率を誇ります。一方で下位打線は固定せずに多くの選手を起用。その下位打線で3本の本塁打が飛び出すなど、選手層の厚さを感じます。投手陣は左腕の河村投手が中心ですが、広沢、中村など延べ5投手が登板。全ての試合を継投で勝ち上がるなど、細かな継投を見せる折尾愛真と似た投手起用を見せます。
 点の取り合いは避けられそうもありません。両校とも投手を惜しみなくつぎ込みながら、打ち勝つ展開を目指すことになりそうです。折尾愛真としては胸を借りる立場になりますが、北福岡大会で見せた思い切りのよい打撃を貫き、恐れることなく思い切り暴れてほしいと思います。