南福岡大会最終日~沖学園が4度目の挑戦で悲願達成




 第100回全国高校野球選手権記念大会南福岡大会は24日(火)に北九州市民球場で決勝が行われ、沖学園が1-0で九産大九州を破って初優勝。前日の北福岡大会の折尾愛真に続き、春夏を通じて初の甲子園出場を決めました。

 試合は、前日の北福岡大会決勝とは一転、沖学園・斉藤、九産大九州・村上の投手戦となりました。沖学園は3回、阿部の二塁打などでチャンスを作ると内野ゴロの間に1点を先制。九産大九州も1~3回と得点圏に走者を進めますが、決定打が出ません。6回には二死満塁という一打逆転の場面を作りましたが、ここでも得点できず、3回に失った1点が重くのしかかってきます。
 結局、斉藤投手は九産大九州打線を2安打に抑えて完封。試合時間約1時間40分の短い決勝戦となりました。九産大九州の村上投手も4安打1失点の好投を見せましたが、1点に泣きました。

 沖学園は福岡市博多区竹下にある私立校で昭和34年に博多商として開校。昭和62年に沖学園と改称しました。現在、楽天で活躍する久保裕也投手、ダイエーでセットアッパーとして活躍した篠原貴行投手らを輩出。夏の大会では平成3年、19年、20年と三度の準優勝がありましたが、四度目の決勝戦で悲願を達成しました。

 史上初めて南北に分かれて行われた福岡大会は、この日で閉幕。第100回全国高校野球選手権記念大会は8月5日(日)に甲子園球場で開幕し、北福岡代表・折尾愛真、南福岡代表・沖学園が出場します。

<24日の試合結果>
【南福岡大会】
決勝(北九州)
沖 学 園 001 000 000=1
九産大九州 
000 000 000=0
【沖】斉藤(9)【九】村上(9)
<二>阿部(沖)



Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*