第100回全国高校野球選手権記念大会北福岡大会は23日(月)に北九州市民球場で決勝が行われ、折尾愛真が12-9で飯塚を破って初優勝、春夏を通じて初の甲子園出場を決めました。

 試合は両校自慢の打線が持ち味を発揮する壮絶な打撃戦となりました。2回、折尾愛真が1番長野の満塁本塁打で4点を先制。3回には5番野元が今大会6本目の本塁打で追加点を奪うと、4回には5安打を集中させて4点を加え、大きくリードを広げます。飯塚も5回に5点を挙げて反撃に転じますが、折尾愛真は6回に長野がこの日2本目の本塁打で突き放します。飯塚も7回に3点を返して3点差に迫りますが、折尾愛真は延べ7人が登板する小刻みな投手リレーでリードを守り切り、初優勝を果たしました。
 折尾愛真は5月の北九州地区大会優勝の勢いを持続し、6試合で55得点10本塁打と猛打を発揮しての優勝となりました。中でも6本塁打の野元、3本塁打の長野の二人が大活躍。失点も35ありましたが、失点を打力でカバーして栄冠を掴みました。北九州市からの夏の甲子園出場はこれで6年連続(自由ケ丘、九州国際大付×3回、東筑)となります。

 24日(火)は南福岡大会の決勝が北九州市民球場で行われ、今年の福岡の夏はフィナーレを迎えます。

<23日の試合結果>※赤字はシード
【北福岡大会】
決勝(北九州)
飯  塚 001 050 300= 9
折尾愛真 
041 412 00X=12
【飯】古屋(3_1/3)→谷(1/3)→平山(1_1/3)→長坂(1)→原田(2)
【折】小野(1_1/3)→下柳(3)→野元(2/3)→堀田(1_1/3)→山根(1/3)→松井(1/3)→野元(2)
<本>長野2、野元(折)<二>下柳2、松井、上地(折)片渕2、矢野(飯)

<24日の試合予定>▼南福岡大会
◇決勝(13時)九産大九州―沖学園
 九産大九州のエース村上と沖学園打線の対決に注目が集まる。
 村上はここまで全5試合を完投。失点はわずか5と、抜群の安定感を誇る。130キロ後半の直球にキレのあるスライダーを低めに集め、失投や四死球も少ない。打線は爆発力はないが、ソツのない攻撃で好機を確実に生かしてくる。
 沖学園は力のある打者が多く、1番から9番までどこからでもチャンスを作れ、一気に畳みかける集中打がある。強豪を連破してきた勢いがあり、日替わりでヒーローが出る状況もあってチーム全体が乗っている。斉藤は変化球主体の投球で打たせて取る投球を見せるが、後半のスタミナに不安を残す。
 沖学園としては先制して主導権を握り、早めに斉藤を援護したいところ。九産大九州はロースコアの競り合いに持ち込み、終盤に勝負をかけたい。どちらにしても村上の出来が、試合の行方を左右しそうだ。