第100回全国高校野球選手権記念大会南福岡大会は22日、北九州市民球場で準決勝2試合が行われ、九産大九州と沖学園が決勝に進出しました。24日の決勝で九産大九州は17年ぶり2度目、沖学園は春夏通じて初の甲子園に挑みます。

 第一試合は、好投手・村上を擁する九産大九州と、準々決勝で久留米商を破りノーシードで勝ち上がってきた香椎が対戦しました。九産大九州は2回に2点を先制すると、3回にも加点して主導権を握ります。村上を打ちあぐんでいた香椎は6回に4番新原の本塁打で反撃を開始しますが、九産大九州は直後に2点を奪って突き放します。エース村上は7回に1点を許しますが香椎の追い上げを許さず、5-2で九産大九州が逃げ切りました。
 第二試合はノーシードながら西日本短大附、東福岡などの優勝候補を破ってきた沖学園と、昨夏準優勝の福岡大大濠が激突。両校無得点で迎えた4回、沖学園自慢の打線が福岡大大濠の1年生左腕・深浦、2番手の西
を捕らえて4点を先制。6~8回にかけても追加点を挙げ、福岡大大濠の3投手に16安打を浴びせてリードを広げます。福岡大大濠も終盤必死の反撃を見せ9回には3点差まで迫りましたが、最後は沖学園・斉藤の前に反撃を断たれました。

 23日(月)は北福岡大会の決勝が北九州市民球場で行われます。

<22日の試合結果>※赤字はシード
【南福岡大会】
準決勝(北九州)
香   椎 000 001 100=2
九産大九州 
021 002 00X=5
準決勝(北九州)
沖 学 園 
000 402 110=8
福岡大大濠 000 100 121=5

<23日の試合予定>▼北福岡大会
◇決勝(13時)折尾愛真―飯塚
 打線が活発な両校による、激しい点の取り合いは避けられそうにない。
 折尾愛真は、ここまで5試合で7本塁打。中でも5番野元は5本を放つなど得点源となっている。3番松井も準決勝で2安打を放って復調気配を見せており、中軸の前に走者をためてプレッシャーをかけたい。投手陣は小野から山根、堀田などを細かく投入し、最後は下柳が締めるのが勝ちパターン。小野がどこまで踏ん張れるかがポイントになりそうだ。
 飯塚も上位から下位までスキのない打線で、ここまで5試合連続2桁安打。4人の打者が本塁打を放っており破壊力もある。準決勝では小倉の好投手・河浦の140キロ超の直球を打ち砕いて8得点。改めて力のあるところを示した。投手陣は原田から古屋につなぐケースが多かったが、準決勝では古屋が完投。決勝は原田の踏ん張りに期待し、古屋を中盤以降投入する継投か。
 総合力ではやや飯塚が優位とみられるが、いずれにしても両校投手陣の出来、特に中盤以降に登板する投手の踏ん張りが勝敗を左右しそうだ。