南・北福岡大会第6日~春準優勝の八幡が敗退、西短も姿消す




 第100回全国高校野球選手権記念大会南・北福岡大会は13日、北福岡大会で2回戦の6試合、南福岡大会では3回戦の8試合が行われました。北福岡大会では今春の福岡大会準優勝校の八幡、シード・光陵が相次いで敗退、南福岡大会では西日本短大附が姿を消しました。

【北福岡大会】北九州市民球場ではシード・光陵が東鷹と対戦。初回に4点を失った光陵は4回に逆転し一時は2点差をつけますが、東鷹も土壇場で追いつき延長戦へ入り、10回に決勝点を挙げた東鷹が熱戦を制しました。第二試合は序盤から着実に得点を重ねた戸畑が8-3で田川に快勝しています。

 桃園球場では序盤に大量リードを奪った鞍手竜徳が宗像に7回コールド勝ち。第二試合は飯塚と東海大福岡、福岡中央地区の2強が激突しました。試合は初回に先制した飯塚を東海大福岡がすぐに追いつきリードを広げましたが、6回に飯塚が再逆転、さらに8回にも決定的な5点を挙げて勝負を決めました。光陵グリーンスタジアムでは、シード八幡が小倉工と対戦。2回に小倉工が4点を挙げて主導権を握ると5回にも1点を追加。八幡の反撃を1点差でしのいで逃げ切りました。第二試合は8回に勝ち越しに成功した嘉穂東が、常磐を下しました。

【南福岡大会】春日公園野球場の第一試合はシード・西日本短大附と春の福岡地区大会準優勝の沖学園が対戦。先制を許した沖学園ですが3回に逆転すると4回には満塁本塁打でリードを広げ、そのまま押し切りました。第二試合は福岡工が激しい点の取り合いを制して、三池を破りました。小郡市野球場では九産大九産が、地元の小郡に8-1と快勝。福岡大大濠は有明高専を5回コールドで圧倒しました。
 久留米市野球場ではシード東福岡が浮羽工に先制を許しますが、4回に逆転すると終盤にも得点を重ねて8回コールド勝ち。福岡も糸島を7回コールドで退けました。大牟田延命球場では、この日出場校の最後に初戦を迎えた大牟田北と福島が対戦。先制、中押し、ダメ押しと理想的な攻撃を見せた福島が快勝しました。大牟田は8回コールドで筑紫中央を下し、4回戦は福岡と対戦します。

 14日は北福岡大会で3回戦4試合、南福岡大会では4回戦4試合が行われ、ベスト8に進出するチームが4校ずつ決まります。

<13日の試合結果>※赤字はシード校
【北福岡大会】
2回戦(北九州)※延長10回
東鷹 400 001 001 1=7
光陵 
011 310 000 0=6
2回戦(北九州)
戸畑 001 211 012=8
田川 000 000 003=3
2回戦(桃園)※7回コールド
鞍手竜徳 260 003 0=11
宗  像 000 310 0=4
2回戦(桃園)
飯   塚 100 013 050=10
東海大福岡 111 100 000=4
2回戦(光陵GS)
小倉工 040 010 000=5

八 幡 020 002 000=4

2回戦(光陵GS)
常 磐 001 100 000=2
嘉穂東 101 000 03X=5

【南福岡大会】
3回戦(春日)
沖学園  003 400 000=7
西短大附 010 001 100=3
3回戦(春日)
三 池 001 050 100=7
福岡工 032 141 01X=12
3回戦(小郡)
九産大九産 400 010 021=8
小   郡
 000 100 000=1
3回戦(小郡)
有明高専 000 00=0
福大大濠 018 01=10
3回戦(久留米)※8回コールド
浮羽工 001 000 00=1
東福岡 000 300 32=8
3回戦(久留米)※7回コールド
福岡 101 034 0=9
糸島 000 000 0=0

3回戦(大牟田)
大牟田北 000 000 100=1
福  島 200 120 02X
=7
3回戦(大牟田)※7回コールド
大牟田  250 001 0=8
筑紫中央 000 000 0=0

<14日の試合予定>※赤字はシード校
【北福岡大会】
▽北九州 (3回戦)
北九州―小倉南/東筑紫学園―北九州市立
▽筑豊緑地(3回戦)自由ケ丘ー希望が丘/折尾愛真―青豊

【南福岡大会】
▽小郡 (4回戦)筑陽学園―祐誠/久留米商ー春日
▽久留米(4回戦)九産大九州ー筑紫/純真
―香椎

 


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