春季大会第7日~東福岡,九国大付,久留米商などもパート決勝進出




 大会7日目の第142回九州地区高校野球福岡大会は28日、北部で4回戦の残り2試合、南部で4回戦4試合が行われました。北部では九州国際大付、自由ケ丘が勝ち、パート決勝を争う8校が出揃いました。南部でもシード・東福岡をはじめ、久留米商、福岡、香椎の4校がパート決勝に名乗りをあげています。

 北部では九州国際大付ー嘉穂、鞍手竜徳ー自由ケ丘の2試合が北九州市民球場で行われました。第一試合は序盤、嘉穂・遠座投手を打ちあぐんでいた九州国際大付でしたが中盤以降、打線が爆発。14安打で14点を挙げ、6回コールドで嘉穂を下しました。第二試合は2回に先制した自由ケ丘が5、6回にもチャンスを確実に生かして加点。3人の投手リレーで鞍手竜徳の追撃を封じて逃げ切ました。両校は県大会出場をかけて30日にパート決勝を戦います。

 南部でもこの日から4回戦に入りました。小郡市野球場の第一試合は、昨秋も対戦した東福岡ー大牟田の一戦。打撃戦だった秋とは異なり投手戦となったこの試合は1-1で9回を迎えましたが、東福岡がサヨナラ勝ちでパート決勝へ。大牟田は秋の雪辱は成りませんでした。第二試合は久留米商が初回から着実に得点を重ね、7回コールドで八女工に快勝しました。久留米商は3試合連続の2桁得点と打線が好調です。
 久留米市野球場の第一試合は福岡ー筑紫丘、県を代表する進学校同士の一戦となりました。試合は、終盤に3点差を追いついて延長戦に持ち込んだ福岡が、延長10回に3点を勝ち越して接戦をものにしました。30日にシード・東福岡と県大会出場を争います。第二試合は投手戦となりましたが、香椎が7回に勝負を決める5点を挙げて筑紫台にコールド勝ちをおさめました。香椎は久留米商とパート決勝を争います。

 29日は北部でパート決勝2試合が行われ、まずは県大会出場の2校が決まります。4回戦の残り4試合が行われる南部では、パート決勝の対戦カードが決定します。

<28日の試合結果>※赤字はシード校
【北部】
4回戦(北九州)※6回コールド
九国大付 001 515=12
嘉穂  
000 000=0
4回戦(北九州)
鞍手竜徳 000 100 100=2
自由ケ丘 020 012 00x=5

【南部】
4回戦(小郡)
大牟田 000 001 000=1
東福岡 000 010 001=2
4回戦(小郡)※7回コールド
久留米商 320 213 0=11
八女工  000 020 0=2

4回戦(久留米)※延長10回
福岡  
020 000 210 3=8
筑紫丘 000 500 000 0=5
4回戦(久留米)※7回コールド
筑紫台 000 000 0=0
香椎 
 101 000 5=7

 <29日の試合予定>※赤字はシード校
【北部】
▽北九州 (パート決勝)八幡―光陵/東筑紫学園ー折尾愛真


【南部】
▽小郡  (4回戦)福工大城東―祐誠/純真ー九産大九州
▽久留米 (4回戦)糸島ー九産大九産/筑陽学園ー福岡工



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