2月23日、第142回九州地区高校野球福岡大会の組み合わせが決まりました。今年は3月21日(水・祝)の開幕で、3月23日(金)から始まるセンバツ高校野球に先んじて、福岡で球音が響き渡ります。

 今春の九州大会は福岡で開催されるため、例年よりも1校多い上位4校(ベスト4以上)が九州大会に出場します。昨秋の福岡大会ベスト8のうち、センバツに出場する東筑を除く7校がシードされ、東筑がセンバツ出場のために空いたAパートのシード枠には八幡が入りました。昨秋準優勝の筑陽学園をはじめ、シード校を中心とした上位争いが繰り広げられそうです。

 組み合わせをざっと見ると、Aパートでは昨秋ベスト4の東福岡が初戦で福岡第一と激突。両校は昨秋もパート決勝で対戦し5-1で東福岡に軍配が上がりましたが、今回も好ゲームが期待されます。さらに昨秋初戦で東福岡と激しい打撃戦を演じた大牟田もこのパートに入りました。北部も八幡、飯塚、東海大福岡、北筑、希望が丘など実力校が顔を揃えました。
 Bパートも昨秋ベスト8の春日が初戦で久留米商と対戦します。両校の勝者に福岡大大濠、沖学園、香椎などが挑む構図となりそうです。北部は東筑紫学園がシード。真颯館、小倉工、折尾愛真などと県大会出場を争うことが予想されます。
 Cパートは、福工大城東と小倉が頭一つ抜けている印象です。Dパートも筑陽学園が優位ですが、春の大会では過去2年続けて決勝に進出をしている西日本短大附、昨春優勝校・九産大九州などの実力校が、ひと冬越してどこまで戦力を伸ばしているか注目されます。北部はシードの九州国際大付に星琳、自由ケ丘といった私立勢のほか、昨秋健闘した若松や須恵などの公立校も上位をうかがいます。

【シード校の成績】過去5年における春季大会のシード校(のべ37校)の成績を見ると、県大会に出場したのは14校にとどまり、4割にも届きません。シード校以外のチームにも十分に県大会出場のチャンスがありそうです。

<シード校のうち県大会に出場した数>
◇2017年 6校中1校
◇2016年 8校中5校
◇2015年 7校中2校
◇2014年 8校中5校
◇2013年 8校中1校

【夏の大会との関連性】過去5年における夏の優勝校の春の大会成績を見ると、3校が県大会出場(ベスト8以上)を果たしています。今年は福岡から2校出場する夏の大会ですが、この春の大会でベスト8以上というのが、夏の代表をうかがう目安となりそうです。

<夏の大会優勝校の同年春の成績>
◇2017年 東筑・・・・・・ベスト8
◇2016年 九州国際大付・・パート決勝(5回戦)敗退
◇2015年 九州国際大付・・ベスト4
◇2014年 九州国際大付・・3回戦敗退
◇2013年 自由ケ丘・・・・ベスト8

【1年生大会の成績】主力となる新3年生たちの戦力を測る一つの材料が、彼らが1年生だった時の1年生大会(2016年秋)。結果は下記の通りで今春のシードは福工大城東、筑陽学園だけですが、他のチームも上位進出の力は持っていそうです。

<2016年1年生大会成績>
◇北九州地区  優勝:自由ケ丘  準優勝:八幡
◇福岡中央地区 優勝:飯塚    準優勝:青豊
◇福岡地区   優勝:福工大城東 準優勝:筑陽学園
◇筑後地区   優勝:大牟田   準優勝:柳川

 開幕まであと1カ月を切り、球春は間近に迫りました。今年は九州大会も福岡で開催され、そして夏は2校出場。福岡の高校野球の熱い1年がいよいよ始まります。