2017年ドラフト会議が27日に行われ、福岡県の高校生として唯一、プロ志望届を提出していた真颯館の高木渉外野手は、西武の育成1位で指名されました。西武は秋山翔吾、源田壮亮、金子侑司、外崎修汰など俊足巧打の野手が活躍しているチーム。高木選手も同様の活躍が期待されての指名でしょう。近年は育成出身から、一軍で活躍する選手も増えています。高木選手もまずは支配下登録を目指し、いつの日かヤフオクドームに凱旋することを期待したいと思います。
 また、福岡県の高校出身選手も3人が指名されました。

■阪神5位 谷川昌希投手(右投右打)
 <筑陽学園(2008~2010年)→東農大→九州三菱自動車>
 【2年夏:準優勝/2年秋:ベスト8/3年春:ベスト8/3年夏:5回戦敗退】
 筑陽学園では2年夏、2回戦の八女農戦に登板し完封、チームは準優勝しましたが、登板はこの1試合だけ。3年夏は5回戦で猿渡投手(現大阪ガス)のいた飯塚に敗れました。東農大時代はこれといった実績は残せませんでしたが、九州三菱自動車時代には補強選手での出場も含めて、3年連続都市対抗野球に出場。10月2日に開幕したアジア選手権では侍ジャパンの社会人代表に選ばれ、韓国戦で8回無失点11奪三振を奪うなど、チームの優勝に貢献しました。切れのある直球にスライダー、カットボールなど緩急を使った投球が持ち味です。

■楽天7位 寺岡寛治投手(右投右打)
 <東海大五(2008~2010年)→九州共立大→九州三菱自動車→石川ミリオンスターズ>
 【2年夏:3回戦敗退/2年秋:九州大会出場/3年春:4回戦敗退/3年夏:ベスト4】
 2年夏から東海大五(現東海大福岡)のエースとして活躍、2回戦の光陵戦では8回を投げて17三振を奪うなど、剛腕として注目を集めました。
2年秋には九州大会に出場し、初戦で島袋投手(現ソフトバンク)を擁する興南に惜敗。その後、右肘を故障し、3年生の夏は準決勝まで進出しましたが、投手としては初戦に1回を投げただけで、中軸打者として活躍しました。大学では外野手としてプレーしたあと九州三菱自動車で投手として復活し、独立リーグの「BCリーグ」石川ミリオンスターズへ。かつての剛球を取り戻し、最速155キロの直球を武器に三振をとれる投手として期待されます。

■楽天育成1位 井手亮太郎投手(右投左打)
 <九産大九州(2011~2013年)→九産大>
 【2年夏:1回戦敗退/2年秋:5回戦敗退/3年春:3回戦敗退/3年夏:ベスト4】

 2年生の夏、先発投手として9回を無失点に抑えましたが打線の援護がなく、降板した直後にサヨナラ負け。3年生の夏はエースとしてベスト4進出に貢献、右アンダーハンドの好投手して、記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。九産大に進みサイドスローに転向して球威も増し、最速も最速151キロを記録するまでになりました。選手層の厚い九産大にあってリーグ戦の登板は多くはありませんでしたが、大学選手権や明治神宮大会など大舞台も経験しています。楽天は辛島(飯塚)、小野(西日本短大附)、森(東福岡)など福岡の高校出身の投手が多いチーム。ぜひ、支配下登録を勝ち取り、先輩たちと同じ舞台で活躍してほしいと思います。