今日ドラフト会議、福岡からは高木(真颯館)がプロ野球志望届




 今日10月26日に、今年のプロ野球新人選手選択会議(ドラフト)が行われます。これに先立ち10月12日(木)に締め切られたプロ野球志望届では、福岡県の高校から高木渉外野手(真颯館)が志望届を提出しました。昨年は5人が提出し、濱地真澄投手(福岡大大濠→阪神)、梅野雄吾投手(九産大九産→ヤクルト)が指名されましたが、今年の届け出は一人だけでした。今春センバツ8強の原動力となり、9月のU-18 ベースボールワールドカップでも活躍した福岡大大濠の三浦銀二投手、古賀悠斗捕手は、進学希望ということで提出を見送っています。

 高木選手は右投げ左打ち。181センチと体格にも恵まれています。1年生の夏の大会には早くも5番一塁手としてスタメン出場。新チームからはエースナンバーをつけてマウンドに立ち、140キロに迫る伸びのある直球を武器にした本格派右腕として、2年生の夏の大会ではベスト4進出に貢献しました。ただ、この時から肩の調子はあまり良くなかったようで、3年生の左腕・岡投手の救援を仰ぐなど、途中降板も目立ちました。3安打1失点で完投した準々決勝の北九州戦が、ベストピッチだったと思います。4回戦で敗れた3年生の夏も短いイニングは投げたものの、投手としての本格的な活躍は、2年生の夏で事実上終えました。

 一方で打撃センスにも優れ、4番打者として活躍。鋭く右方向に引っ張ってよし、左方向にも大きな当たりが打て、一発もある打者ですが、変化球にもうまく対応して投手の足元を抜くバットコントロールの柔らかさが印象に残ります。投手ということもあって高校時代はあまり足を使うシーンは見られませんでしたが、タイプ的には強打の1番打者というイメージがあります。
 真颯館の前身である九州工時代には奥宮種男選手(現東筑紫学園監督)などのプロ野球選手を輩出していますが、高木選手が指名~入団となれば、真颯館としては初のプロ野球選手となります。
 




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