土曜日に開幕する秋の九州大会。昨年の福岡大大濠、東海大福岡に続く福岡県勢の活躍が期待されます。大会を前に東筑、筑陽学園の初戦の対戦相手の横顔を駆け足で見てみたいと思います。

 筑陽学園の初戦の相手は宮崎1位の延岡学園。2013年の選手権準優勝が記憶に新しい、宮崎の強豪です。ただ、選手権準優勝以降は甲子園出場がなく、九州大会も2014年秋以来、3年ぶり。その3年前は岩田投手を擁する九産大九州に準々決勝で敗退、九産大九州は結果的にこの勝利で翌春のセンバツを決めました。
 秋の宮崎大会は6試合を戦い得点60、失点23。チーム打率は.423で全試合で8点以上&2桁安打を記録。本塁打6本と長打力もあり、打力のあるチームです。今夏のレギュラーが6人残るなど試合経験も豊富で、上位から下位まで切れ目がありません。投手陣は上野、萱野の両投手を中心とした継投が予想されますが、3回戦では9失点、決勝でも7点を失うなど失点の多さも目につきます。ただ、その失点を打撃でカバーして宮崎大会を勝ち抜いてきました。
 筑陽学園も福岡大会7試合で50得点。準々決勝、準決勝と力のあるチームを相手に2桁得点を挙げ、準決勝では4本の本塁打を放つなど打線には力があります。投手陣は準々決勝までの5試合は2失点と好調でしたが、準決勝、決勝ではエース大畑投手の不調で大量失点するなど、不安を残します。試合は打撃戦が予想されるだけに、筑陽学園の大畑、米井の両左腕を中心とした投手陣が延岡学園の打線をどこまで抑えることができるか、カギを握りそうです。

 延岡学園の投手陣は6試合で被安打42(1試合平均7)与四死球25(同4.1)。筑陽学園の打線であれば十分に得点のチャンスはありそうですが、投手陣の出来次第では福岡大会準決勝の東福岡戦のような激しい点の取り合いも覚悟が必要かもしれません。大畑投手の復調が待たれると同時に、福岡大会で好投を見せた米井投手の活躍も期待されます。

◎延岡学園(宮崎1位=6季ぶり16回目)
<秋の宮崎大会成績:宮崎県高野連HPより抜粋>
◆1回戦
延岡工 000 000 0=0 (H)2
延岡学 400 221 x
=9 (H)12
【投】上野 
〔本〕小幡,三藤2〔三〕小幡〔二〕坂口,戸高,工藤,三藤

◆2回戦(5回コールド)
日南振徳 000 00=0 (H)4
延岡学園 415 0X=10(H)12
【投】萱野 〔二〕三藤2,小幡,工藤,柳川

◆3回戦
都城工 300 201 030=9 (H)15
延岡学 412 300 01X
=11(H)18
【投】上野→萱野→上野 〔三〕椿原,坂口,堰口〔二〕堰口,工藤,坂口

◆準々決勝
延岡学 410 030 002=10(H)14
宮崎西 000 000 300=3 (H)6
【投】上野→舟谷→萱野 〔本〕工藤,松本〔三〕戸高,小幡〔二〕小幡,柳川,上野

◆準決勝 (7回コールド)
延岡学園 410 004 4=12(H)15
宮崎日大 110 101 0=4 (H)6 
【投】上野 〔三〕坂口〔二〕戸高,三藤,工藤,柳川

◆決勝
富島 101 003 200=7 (H)9
延学 200 220 20x=8 (H)15
【投】萱野→上野 〔本〕坂口〔三〕戸高〔二〕柳川,坂口