秋季大会第10日~九国・城東・東福岡・春日・筑陽・東筑紫学園も県大会へ




 第141回九州地区高校野球福岡大会の10日目を迎えた24日、北部でパート決勝2試合、南部でパート決勝4試合が行われ、県大会出場の8校が出そろいました。

 北部では、残り2枠の県大会のイスを巡って北九州市民球場で2試合が行われました。第一試合ではシード・飯塚を破って勢いに乗る東筑紫学園と3試合連続コールド勝ちの小倉工が対戦。5回を終わって7-1と小倉工が大きくリードしますが、東筑紫学園は6回に3点を返すと8回にも2点を挙げて1点差に迫り、9回には大量5点を奪って遂に逆転。11-8で小倉工を破りました。東筑紫学園は、秋の県大会が現在のように南北4校ずつが準々決勝で対戦する形式になってから初めての県大会出場で、秋にベスト8以上に進むのも2006年以来、11年ぶりになります。
 第二試合はシード・九州国際大付と北九州市立の対戦。序盤2-1とリードした九州国際大付は5回に4点を挙げて突き放すと、8回に2点を奪って8-1でコールド勝ち。2013年以来、4年ぶりの秋の県大会出場を決めました。

 南部ではパート決勝4試合が行われました。小郡市野球場では、シード・福工大城東が福岡と対戦。福工大城東は6回までに2点のリードを奪うと、7・8回に5点を挙げて7-0の8回コールド勝ち。2011年以来となる秋の県大会出場を決めました。公立校同士の一戦となった第二試合は、序盤から着実に得点を重ねたシード・春日が7-2で久留米に快勝しました。春日は夏に続く県大会出場で、現在の形式になってからは初めての秋の県大会となります。ちなみに秋に県内ベスト8以上に進むのは、2009年(南部大会ベスト4)以来となります。
 久留米市野球場の第一試合はシード・久留米商と筑陽学園の実力校同士の一戦となりましたが、4回までに6点を挙げた筑陽学園が8-0で快勝しました。筑陽学園はこれで3試合連続の完封勝ち。南部大会4試合でわずか1失点という安定感を見せています。秋の県大会は2013年以来、4年ぶりの出場です。第二試合は3試合連続で2桁得点を挙げている東福岡と、3試合連続コールド勝ちの福岡第一が対戦。4回に3点を挙げて主導権を握った東福岡が5-1で勝ち、2014年以来、3年ぶりに秋の県大会出場を決めました。

 県大会は、北九州市民球場で30日(土)に開幕。上位2校が10月21日から宮崎県で行われる九州大会へ出場します。

<24日の試合結果>※赤字はシード校
【北部】
Cパート決勝(北九州)
東筑紫学園 001 003 025 =11
小 倉 工 400 120 001 =8
Dパート決勝(北九州)※8回コールド
北九州市立 001 000 00 =1
九国大付  110 040 02 =8

【南部】
Aパート決勝(小郡)※8回コールド
福   岡 000 000 00 =0
福工大城東 001 010 32 =7
Bパート決勝(小郡)
久留米 000 001 100 =2
春 日 102 010 12X =7

Cパート決勝(久留米)
筑陽学園 130 200 002 =8
久留米商 000 000 000 =0
Dパート決勝(久留米)
福岡第一 000 001 000 =1
東福岡  000 310 01X =5

<9月30日の試合予定>※赤字はシード校
▽北九州(準々決勝)
東筑福工大城東
②小倉―春日

 

 

 




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