8月7日(月)に開幕する第99回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選が4日(金)に行われ、福岡県代表の東筑は、大会初日第2試合で愛媛代表の済美と対戦することが決まりました。昨年も代表の九州国際大付が初日第3試合に登場しており、2年連続で初日に登場することになります。ちなみに東筑は前回出場の21年前も初日(第3試合)に登場し、盛岡大付(岩手)に2-0で勝利しています。

 済美は2004年センバツで故・上甲監督に率いられて初出場初優勝したのをはじめ、春夏に一度ずつ準優勝の経験もある強豪です。夏は4年ぶり5回目の出場で、前回(2013年)はセンバツ準優勝投手の安楽智大(楽天)を擁して出場し、注目を集めました。昨秋も四国大会に出場しましたが準決勝で明徳義塾に敗れ、センバツを逃しています。

 今夏の愛媛大会では5試合で38得点、チーム打率4割と打ちまくりました。先発が予想される選手すべてが打率3割以上、うち6人は3割5分以上と、上位から下位まで切れ目のない打線となっています。犠打は5試合で13、盗塁もわずか1個で、打力を前面に押し出して打ち勝つチームカラーであることがうかがわれます。投手陣は継投が予想され右の八塚、左の影山の両投手がその中心となりそうです。4番打者でもある八塚投手ですが、1試合当たりの被安打数は10本を超えており、付け入る隙はありそう。一方の影山投手は12イニングスを投げて失点0で安定感があります。東筑は県大会でも戸畑・田中、九産大九州・吉田と左投手に苦しんだこともあり、影山投手が出てきた時の対応が重要になるかもしれません。

 試合は両校とも打線が活発なだけに、東筑は石田投手の踏ん張りにかかってきそうです。中軸を中心に右打者が多い済美打線に対しては、外に逃げるスライダーを効果的に使うためにも内角を厳しく突けるかがポイントになりそう。県大会のように3点以内に抑え、打線の援護を待ちたいところです。打線は県大会で幾度と見せた勝負強さが大舞台でも発揮できるかが、大きなカギとなってきそう。激しい打ち合いになると済美のペースになるだけに、3~5点の勝負に持ち込めれば十分に勝機が巡ってきそうです。