15日目を迎えた第99回全国高校野球選手権福岡大会は25日、再試合1試合を含んだ準々決勝3試合が行われ、西日本短大付、東筑、久留米商の3校が準決勝進出を決めました。これで前日の福岡大大濠を合わせてベスト4が出揃い、いよいよ今年の夏もファイナルが近づいてきました。

 第一試合は、ノーシードで唯一残った春日と西日本短大付が対戦。試合は春日・山本翔、西日本短大付・藤松、両エースによる投手戦となりましたが、4回に西日本短大付が2本のタイムリーとスクイズで3点を先制。5回戦で18安打を放った春日も反撃を試みますが、藤松の前に3安打に抑えられて完封を喫しました。西日本短大付は優勝した2010年以来となるベスト4進出です。

 第二試合は、5回戦で春の優勝校・九産大九州を破った東筑と、昨夏代表校・九州国際大付を下した福工大城東が顔を合わせました。2回裏、福工大城東の攻撃中に前日と同じように激しい雨に見舞われ、試合が約1時間30分中断。再開後、福工大城東は4回に安藤が満塁から走者一掃の二塁打で3点を先取しますが、東筑は7回に安部のタイムリーで1点を返すと、8回には代打・山田の二塁打で1点差に。ここで、この日6番から3番に起用された打撃好調の坂口がライト芝生席に逆転2ラン本塁打を打ち込み、一気に試合をひっくり返しました。福工大城東も8、9回と反撃を見せますがホームが遠く、1点差に泣きました。

 第三試合は前日降雨引き分けとなった再試合の一戦。激しく点を取りあった前日と同じように、初回から試合が動きました。1回に久留米商が井上の3点本塁打で先制、筑陽学園もその裏に藤原のタイムリーで1点を返しますが、久留米商は2回にも4点を奪いリードを広げます。投げては先日の試合で早々とマウンドを降りた高本投手が、7安打を許しながら筑陽学園打線を2点に抑え、7回コールド勝ち。優勝した1985年以来、実に32年ぶりの夏4強となりました。

 26日の休養日を挟み、準決勝2試合は27日におこなわれ、決勝に進む2校が決まります。

<25日の試合結果>※赤字はシード校
▼準々決勝(小郡)
西短大付 000 300 000=3
春  日 000 000 000=0
【西】藤松 【春】山本翔
▼準々決勝(小郡)
東筑 000 000 130=4
城東 000 300 000=3
【小】橋本 【福】三浦
▼準々決勝(小郡)※7回コールド
久留米商 340 020 0=9
筑陽学園 100 010 0=2
【久】高本
【筑】大畑→谷川→西→米井