県大会2日目の第99回全国高校野球選手権福岡大会は21日、5回戦2試合が行われ、久留米商と筑陽学園の南部勢が準々決勝進出を決めました。

 第一試合ではシードの久留米商が、常磐、真颯館という強豪を破って勝ち上がってきた京都と対戦しました。久留米商は2回に押し出しで先制。3回以降は走者を出しながら、京都の2番手・大杉投手を打ちあぐみましたが、9回に四球を挟んで6連打を集中させ、4点を奪って突き放しました。投げては高本投手が6回まで京都打線を2つの四球のみで、ノーヒットに抑える好投。7回に初安打を許しますが、打たれたのはこの1安打のみで京都打線を完封しました。

 第二試合は筑陽学園、飯塚とシード校同士による一戦となりました。筑陽学園は2回に敵失をきっかけにノーヒットで先制すると3回は5番川上の2点タイムリーでリードを広げ、4回には村野が今大会2本目となる本塁打を放って4-0とします。
 飯塚は、5回に相手の暴投で1点を返すと、8回には野崎、片渕の長短打で3点差に迫ります。なおも続くチャンスに林が放った左前打で二塁走者が本塁を突きますが、外野からの好返球にさされタッチアウト。古川、米井、西と3人の投手による継投を見せた筑陽学園が逃げ切りました。

 準々決勝に進んだ両校は、24日(月)第2試合で対戦します。
 
 22日も5回戦2試合が予定されています

<21日の試合結果>※赤字はシード校
▼5回戦(小郡)
久留米商 010 000 004=5
京  都 000 000 000=0
【久】高本 【京】吉永→大杉
▼5回戦(小郡)
飯  塚 000 010 010=2
筑陽学園 012 100 10x=5
【飯】林
【筑】古川→米井→西

<21日の試合予定>
▼5回戦
◇第1試合(10時~)春日―折尾愛真 
春日はエース山本翔が18イニングスで2失点と安定しており、4回戦ではシード・祐誠を1点に抑えて完投した。折尾愛真はセンバツ8強の東海大福岡を相手に9回6点を奪って逆転サヨナラ勝ちし、勢いに乗る。東海大福岡の安田を攻略した折尾愛真打線を、春日の山本翔がどこまで抑えることができるか。打力では折尾愛真が上回るだけに、春日としては祐誠戦のようなロースコアの競り合いに持ち込みたい。

▼5回戦
◇第2試合(12時30分~)西日本短大付―星琳
西日本短大付は、藤松、西と完投能力のある右腕2人を擁し、チーム打率も4割を超えるなど好調で、2番瀬井は10打数7安打と当たっている。星琳も強打のチームで、強豪・自由ケ丘、シード・古賀竟成館を相手に2桁得点を挙げた。盗塁13は県大会出場校最多で機動力もある。投手力の差で西日本短大付が優位に立つが、激しい打ち合いになれば星琳にも勝機が出てきそうだ。