大詰めを迎えている第99回全国高校野球選手権福岡大会の南北大会は16日、北部と南部でそれぞれ4回戦(パート決勝)4試合が行われ、北部は鞍手・小倉工・京都・飯塚、南部は福岡大大濠・福岡工・久留米商・筑陽学園の8校が、それぞれ県大会に名乗りをあげました。

 北部では、北九州市民球場の第1試合で、シード校の八幡を破った鞍手が光陵と対戦。序盤から得点を重ねてリードを広げると、5回に一挙5点を奪って突き放し、7回コールドで7年ぶりの県大会出場を決めました。第2試合はシード・真颯館が、前の試合で常磐・末廣投手を攻略した京都との一戦にのぞみました。真颯館は初回に1点を先制しますが、京都は2回に2点、3回に3点を奪って試合の主導権を握り、そのまま終盤へ。真颯館は7回に一挙4点を返して一気に追いつくと8回には勝ち越しに成功、このまま押し切るかと思われましたが、京都は8回裏に4点を奪って再逆転、そのまま逃げ切りました。春ベスト4で優勝候補の一角と見られていた真颯館ですが、4回戦で姿を消しました。
 筑豊緑地野球場では、第1試合でシード・小倉工が若松と対戦。初回に2点を先制した小倉工は6回にも5点を挙げて、大きくリードを広げます。若松は7回、4点を挙げてコールド負けを阻止し3点差まで迫りますが、8回にもダメ押しの2点を加えた小倉工が9-4で快勝、4年ぶりに県大会にコマを進めました。第2試合は初回に10点を挙げた飯塚が5回コールドで苅田工に大勝、3年連続の県大会出場を果たしました。


 南部では、小郡市野球場の第1試合で春夏連続出場を狙う福岡大大濠と福岡舞鶴の一戦。5回まで福岡大大濠は福岡舞鶴・冨田投手の前に一人の走者を出せず、逆に6回表にエース三浦投手が1点を失う苦しい試合となりました。それでも6回裏に同点に追いつくと、7回に勝ち越し、8回にも追加点を挙げて、辛うじて県大会出場を決めました。第2試合はシード・久留米商が東福岡と激突。久留米商も3回に先制を許し、これを追う展開となりました。それでも7回に逆転に成功、すぐに同点に追いつかれますが、8回に4番井上が決勝本塁打を放ち、熱戦を制しました。久留米商は2年ぶりの県大会となります。
 久留米市野球場の第1試合は、福岡工と修猷館による公立校同士の対決となりました。試合は初回から小刻みに得点を重ねた福岡工が、前田投手の力投もあり5-1で勝利、6年ぶりの県大会を決めました
。第2試合は筑陽学園が初回に先制されますが、その裏すぐに追いつくと中盤にかけて徐々に点差を広げ、大畑~米井の2年生左腕の継投で筑紫中央を破っています。

 大会9日目の17日は、北部・南部とも4回戦の残り4試合が行われ、県大会出場校16校が出そろいます。

<16日の試合結果>※赤字はシード校
【北部】
4回戦(北九州)※7回コールド
光陵 000 011 0=2
鞍手 021 060 x=9
4回戦(北九州)
真颯館 100 000 410=6
京 都 023 000 04x=9

4回戦(筑豊)
若 松 000 000 400=4
小倉工 200 005 02x=9
4回戦(筑豊)※5回コールド
飯 塚 1000 32=15
苅田工 0 00 00=0

【南部】
4回戦(小郡)
福岡舞鶴 000 001 000=1
福大大濠 000 001 12x=4
4回戦(小郡)
久留米商 000 000 210=3
東福岡  001 000 100=2
4回戦(久留米)
福岡工 211 000 001=5
修猷館 100 000 000=1
4回戦(久留米)
筑紫中央 100 000 010=2
筑陽学園 102 020 01x=6

 <17日の試合予定>※赤字はシード校
【北部】(4回戦)
▽北九州 東海大福岡―折尾愛真/東筑―八幡工
▽筑豊  古賀竟成館―星琳/九州国際大付―八幡南
【南部】(4回戦)
▽小郡  祐誠―春日/
九産大九州―香住丘
▽久留米 西日本短大付―筑紫/福工大城東―九産大九産