第99回全国高校野球選手権福岡大会がいよいよ開幕します。昨年不出場だった遠賀が若松商との連合チームで出場(若松商は筑豊・行橋との連合を解消)するため、参加校は前年から1チーム増の134チーム(136校)となっています。県大会(5回戦~)は20日(木)から小郡市野球場で行われ、順調にいけば7月28日(金)に代表校が決まります。今年の福岡大会はセンバツ8強の2校を始め、例年になくハイレベルな大会になりそうです。

 ただ、7月8日(土)に予定されていた開会式は、福岡県などを襲った豪雨の影響で中止となりました。中止の理由として「開会式会場(北九州市民球場)を含む地域に避難指示がでている」「(雨天の場合、開会式が行われる)メディアドームが避難所に指定されている」「開会式に参加できない学校・部員がいる」「高速道路等安全な輸送手段が保障できない」が挙げられており、やむを得ないところです。開幕試合の三池―浮羽究真館も順延となったほか、豪雨による被害が大きい朝倉地域にある朝倉―朝倉光陽の試合(2回戦)は、9日から10日に変更となりました。開会式は昨年、雨天によりメディアドームに会場を移して行われ、一昨年は雨の中での入場行進でしたが、開会式自体が中止となるのは異例のこと。今回の豪雨による各方面への影響がいかに大きいかが分かります。

 このため開幕は9日(日)となりますが、来週前半も雨模様のため、さらなる順延も考えられます。例年、大会序盤は雨にたたられることも多く、昨年も大幅な日程変更が行われました。濱地真澄(阪神)を擁し優勝候補右翼だった福岡大大濠も、3日連続で試合が順延となった後の初戦で敗れており、コンディションや体調、メンタル面の維持・管理が試合に影響してきそうです。順延が続けば短期間で多くの試合をこなさなければならなくなり、必然的に選手層の厚い、複数の投手を抱えるチームが有利になってきます。3連覇中の九州国際大付が3人以上の投手を使いながら勝ち上がってきたことは、必ずしも偶然ではないと思います。
 
 いずれにしても、甲子園への切符はわずか1枚。その1枚を目指した熱い戦いが今年も始まります。そして今年も、できるだけ多くの熱戦を本ブログでも紹介していきたいと思います。なお、観戦する試合は途中経過と結果をツイッター(フェイスブックでは結果のみ)を発信していきます。