福島(筑後),真颯館(北九州),飯塚(福岡中央)がV~春季地区大会最終日




 春季地区大会の最終日となった30日は、筑後・北九州・福岡中央の3地区で決勝が行われ、筑後地区は福島、北九州地区は真颯館、福岡中央地区は飯塚が優勝しました。これで夏の大会を前にすべての公式戦が終了し、夏の大会のシードポイントも確定しました(シードについては改めて触れます)。

【筑後地区】福島が春季大会初戦敗退の無念を、優勝で晴らしました。昨夏のベスト16以降も、筑後地区新人大会で準優勝、秋季大会はベスト8、そして今大会は西日本短大付が不参加だったとはいえ優勝するなど、春を除いて各大会で上位に食い込みました。昨夏ベスト8の祐誠は主力が抜け、秋は3回戦で敗退。それでも春は4回戦進出、そして今大会では準優勝と夏を前に戦力を整えてきました。柳川は久留米商を破ってベスト4入り。復活に向けたきっかけとなるでしょうか。同じくベスト4の南筑、祐誠と競り合いを演じた朝倉、大牟田や三潴も夏はダークホースとして注目されます。

【北九州地区】真颯館が末次監督就任後、待望のタイトルを獲得しました。昨夏ベスト4の主力が残り、春は九州大会こそ逃しましたが4位と実力は折り紙付き。悲願の夏制覇に向けて最高の結果で夏を迎えることになりました。戸畑工もシード獲得こそなりませんでしたが、その打棒は北部大会で台風の目となりそうです。シードを決めている小倉工も4試合で39得点と、打力に磨きがかかりました。春ベスト8の東筑、秋ベスト8の自由ケ丘、八幡のほか常磐、小倉、折尾愛真、豊国学園、北筑、北九州、星琳など実力を秘めたチームも多く、北部大会は県大会出場の行方が混とんとしそうです。

【福岡中央地区】飯塚が大和青藍に12-2で破って優勝、夏のシード権を確実にしました。秋は4回戦で九州国際大付、春は初戦で小倉工に敗れていた飯塚ですが最後に結果を出し、夏に挑みます。大和青藍は最後は大差で敗れましたが、この大会で4勝したことは大きな自信となったのではないでしょうか。昨年挙げた夏初勝利に続き、夏の2勝目を目指します。

 

 




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