第140回九州地区高校野球大会(春季九州大会)は24日(月)に2回戦5試合が行われ、ベスト8が出そろいました。福岡勢は2校が登場、福岡1位の九産大九州は佐賀北に7-1と快勝しましたが、同2位の西日本短大付はセンバツ4強の秀岳館(熊本)に0-7で敗れました。

 九産大九州は2回に先制を許しますが、直後の3回に一挙5点を奪って逆転すると6回にも2点を加えてリードを広げ、投げてはエース吉田投手が3回以降は得点を許さず、昨春に続いて初戦を突破しました。
 昨年の大会で準優勝の西日本短大付は、センバツ4強の優勝候補・秀岳館と対戦しましたが、序盤から秀岳館にリードを許すと、中盤以降も得点を重ねられ7失点。自慢の強力打線も秀岳館の左腕・川端から7安打を放ちましたが得点を奪えず、13三振を奪われて0-7で完封負けを喫しました。

 これでベスト8が揃いましたが、県別の内訳を見ると沖縄3、鹿児島2、福岡2、熊本1。秋も含め九州大会では上位の常連である沖縄、鹿児島勢で過半数を占め、ここ数年九州をリードする秀岳館と福岡勢が加わるという構図になりました。現在の九州地区の勢力図が、そのまま結果として映し出された印象です。
 25日(火)は準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出そろいます。福岡勢は福岡大大濠が鹿児島実(鹿児島実)、九産大九州が美里工(沖縄2位)と対戦します。福岡大大濠-鹿児島実は昨秋準々決勝の再現カード。この時は福岡大大濠が2-0で勝ちましたが、3安打に抑えられる苦しい試合でした。当然、鹿児島実は雪辱に燃えて挑んでくるでしょう。九産大九州は沖縄勢との対戦ということで、その実力が問われる一戦となります。試合内容にもよりますが、福岡大大濠が勝ち、九産大九州が敗れるようなことになれば、福岡大大濠が完全に抜けた存在として、夏の大会を迎えることになりそうです。

【第2日】(4月24日・月)
◇2回戦(沖縄セルラースタジアム那覇)
秀岳館 011 003 101=7
西短付 000 000 000=0

◇2回戦(沖縄セルラースタジアム那覇)
美里工 000 100 000=2
熊本工 000 001 000=1

◇2回戦(沖縄セルラースタジアム那覇)
美来工科 000 000 100 01=2
文徳  000 001 000 00=1
<延長11回>

◇2回戦(コザしんきんスタジアム)
日南学園 000 000 000=0
鹿児島実 100 000 01x=2

◇2回戦(コザしんきんスタジアム)
九産大九州 005 002 000=7
佐賀北   010 000 000=1