春季大会第10日~西短,九国大付,真颯館,九産大九州が4強進出




 第140回九州地区高校野球福岡大会は28日(第10日)から南北8校による県大会に入り、小郡市野球場と久留米市野球場で準々決勝4試合が行われました。

 小郡市野球場では第一試合で西日本短大付と古賀竟成館が対戦。初回に2点を先制した西日本短大付は、その後も攻撃の手を緩めず14安打の猛攻で13点を奪い、5回コールドで古賀竟成館を圧倒しました。第二試合では秋春連続のベスト4を狙う筑陽学園が、昨夏優勝校の九州国際大付と激突しました。試合は投手戦となりましたが、5回に逆転した九州国際大付が7回にも1点を追加。投げては先発の前田投手が筑陽学園を1点に抑え、3-1で接戦を制しました。
 久留米市野球場の第一試合は、昨夏準優勝の福工大城東と昨夏ベスト4の真颯館、実力校同士の一戦。相手先発投手の制球難につけこみ、2回までに4安打4四死球で5点を奪った真颯館は、末松投手が福工大城東打線を5安打2点に抑える好投を見せ、6-2で勝利しました。第二試合は昨春3位決定戦で対戦した九産大九州と東筑の再戦(昨春は3-2で九産大九州の勝利)となりました。3回までに東筑が2点をリードしますが、九産大九州は4回裏に4安打に4四死球をからめて一気に6点を奪い逆転、7・8回にも追加点を加えて9-2と8回コールド勝ち、昨春に続いて東筑を破りました。

 この結果、4月1日におこなわれる準決勝の組み合わせは、西日本短大付-真颯館、九州国際大付-九産大九州となりました。準決勝の勝者2校は春の九州大会への出場権を獲得、敗れたチームは翌2日の3位決定戦にまわり、勝者が九州大会への切符を手に入れます。

<30日の試合結果>
【県大会/準々決勝】
(小郡)※5回コールド
古賀竟成館 
000 00=0
西短大付 
 206 5x=13
(小郡)
筑陽学園 001 000 000=1
九国大付 000 020 10x=3
(久留米)
真颯館   230 000 100=6
福工大城東 100 100 000=2

(久留米)※8回コールド
東筑    101 000 00
=2
九産大九州 
000 600 21=9

<4月1日の試合予定>
【県大会】(準決勝)
▽小郡 西日本短大付―真颯館/九州国際大付―
九産大九州

 




Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*