春季大会第8日~ベスト16出揃い、28日にパート決勝




 開幕から1週間を迎えた第140回九州地区高校野球福岡大会は第8日の27日、北部・南部で4回戦4試合ずつが行われ、パート決勝に新たに8校(南北各4校)が進出しました。これでパート決勝に勝ち上がった16校が出揃い、28日に県大会出場をかけたパート決勝が行われます。

 北部では、北九州市民球場の第一試合、折尾が序盤から小刻みに得点を重ねて主導権を握り、育徳館の反撃を2点におさえて5-2で勝利しました。シード・自由ケ丘を破った希望が丘に前の試合でコールド勝ちをしていた育徳館でしたが、パート決勝を前に涙をのみました。第二試合の東筑―豊国学園の一戦は、序盤両校無得点で試合が進みましたが、5回・6回に東筑が1点ずつあげてリードを奪うと、9回にも2点を追加。最終回、豊国学園が1点差まで迫りますが辛うじて振り切り、2年連続の県大会出場を目指してパート決勝に進みました。筑豊緑地野球場では、まず九州国際大付が3試合連続となるコールド勝ちで嘉穂東を11-2と圧倒。第二試合では3回戦で小倉を破った北九州が、戸畑工を7-3で破り、夏に続く県大会出場を目指します。

 南部では小郡市野球場で、シード・筑陽学園が香椎工と対戦。中盤まで1点を争う試合となりましたが、7回に5点を挙げて突き放した筑陽学園が勝ち、昨秋に続く県大会出場に王手をかけました。第二試合は同点の6回に一挙5点を奪ってリードを広げた九産大九州が、8回には15点をあげて22-2で祐誠に大勝。同校も昨春に続く2年連続の県大会出場を狙います。久留米市野球場では九産大九産が0-2の8回、3点をあげて逆転すると大牟田をそのまま押し切りました。第二試合は、序盤から大量点をあげた修猷館が福岡中央を7回コールドで下し、県大会出場をかけて九産大九州と対戦します。

 28日は北部・南部でパート決勝各4試合が行われ、県大会出場の8校が決定します。

<27日の試合結果>
【北部】
4回戦(北九州)
折尾  
110 210 000=5
育徳館 
000 020 000=2
4回戦(北九州)
東筑  000 011 002=4
豊国学園 000 000 003=3
4回戦(筑豊緑地)※7回コールド
九国大付 
210 053 0=11
嘉穂東 
 000 002 0=2
4回戦(筑豊緑地)
北九州 021 201 001=7
戸畑工
 100 110 000=3

【南部】
4回戦(小郡)
香椎工
000 002 010=3
筑陽学園 100 011 50x=8
4回戦(小郡)※8回コールド
九産大九州 100 105 015=22
祐誠      010 100 00 =2
4回戦(久留米)
九産大九産 000 000 030=3
大牟田   100 010 000=2

4回戦(久留米)※7回コールド
修猷館  340 003 1
=11
福岡中央 
000 020 0=2

 <28日の試合予定>※赤字はシード校 ★は観戦予定の試合
【北部】(パート決勝)
▽北九州 古賀竟成館―北筑/折尾―九州国際大付

▽筑豊緑地 真颯館―嘉穂/東筑―北九州
【南部】(パート決勝)
▽小郡 ★筑陽学園―九産大九産/★修猷館―九産大九州

▽久留米 久留米商―西日本短大付/糸島―福工大城東




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