2月24日、第140回九州地区高校野球福岡大会(春の福岡大会)の組み合わせが決まりました。開幕は3月20日(月・祝)。福岡大大濠、東海大福岡が出場する第89回選抜高校野球大会の開幕翌日に、福岡でも熱戦の火ぶたが切っておとされます。各パートの展望は今後、個別に見ていきたいと思いますが、まずはおおまかな見どころや話題を探ってみたいと思います。

 今年の春季大会は、秋の上位2校がセンバツに出場するため不参加になっており、例年にも増して各校に九州大会出場(上位3校)へのチャンスが広がります。九州大会出場校には夏のシード権が与えられるため、春季大会が終わった段階でシードが確定すれば、その後の地区大会で無理に勝ちにこだわる必要はなくなり、故障した選手を休ませたり新しい選手を試したりできるため、夏に向けて調整しやすくなります。
 優勝争いは、昨秋上位の筑陽学園、小倉工、自由ケ丘、久留米商などのほか、西日本短大付、飯塚、九州国際大付、福工大城東など選手層の厚い私立校も、ひと冬越えてチーム力を上げていることが予想され、今年もまた混戦となりそうです。

【夏との関連性】夏の大会と春季大会との関連性を見ると、過去5年間、夏の優勝校のうち3校が春も県でベスト8以上。昨夏優勝の九州国際大付は春はパート決勝で敗れましたが、その相手はシード・自由ケ丘。ここで取りこぼしをするようでは、なかなか夏に結果を残すのは厳しそうです。

2016年 九国大付・・5回戦(北部パート決勝)敗退
2015年 九国大付・・ベスト4

2014年 九国大付・・3回戦敗退
2013年 自由ヶ丘・・ベスト8
2012年 飯塚・・・・北部ベスト4(県全体ではベスト8)

【1年生大会との関連性】新3年生の戦力を測るうえでの参考資料として、新3年生が1年生だった2015年秋の1年生大会の結果を振り返ると、
 <北九州地区>優勝:折尾/準優勝:星琳
 <福岡中央地区>優勝:飯塚/準優勝:古賀竟成館
 <福岡地区>優勝:福岡大大濠/準優勝:九産大九州
 <筑後地区>優勝:西日本短大付/準優勝:南筑 
 ※この項、2015年新人大会の結果を誤記しておりました。訂正のうえ、下記の文章も変更いたしました。
となっています。このうち福岡大大濠はセンバツ出場で見事結果を出しました。古賀竟成館はパート決勝まで進出しています。残る折尾、星琳、飯塚、九産大九州、西日本短大付、南筑は昨秋は早々と姿を消しましたが、当然この大会でも有力視されることになります。

【注目のカード】北部の昨秋4強・小倉工ー飯塚は、初戦屈指の好カード。星琳と折尾愛真も実力伯仲の好ゲームが期待されます。南部では春季大会2連覇を狙う西日本短大付が、初戦で沖学園と激突。その西日本短大付を昨秋の大会で破った三潴と九産大九州の一戦も好勝負となりそうです。筑前ー筑紫丘は昨夏4回戦の再現。この時は筑前が勝利して県大会出場を決めており、筑紫丘は雪辱を期します。

 

※赤字はシード校、緑字は当サイトの独断による有力校