明治神宮大会第4日~福大大濠は早実に惜敗、決勝進出ならず




 2016%e6%98%8e%e6%b2%bb%e7%a5%9e%e5%ae%ae%e5%a4%a7%e4%bc%9a_14 第47回明治神宮野球大会は14日、高校の部で準決勝2試合が行われました。第一試合に登場した九州地区代表の福岡大大濠は早稲田実(東京)と対戦しましたが、4-6で敗れ決勝進出はなりませんでした。第二試合では履正社(大阪/関西地区代表)が7-2で札幌第一(北海道)に勝ち、決勝は早稲田実ー履正社のカードに決まりました。

 連戦となった福岡大大濠はエース・三浦投手が初回から毎回のように安打を浴びる苦しい展開となりました。早稲田実の清宮に対しては慎重に攻めたこともあって4つの四死球を出し、直後に4番の野村にタイムリーを浴びること三度。9回までに毎回の12安打を許して6点を失いました。序盤から早稲田実の先発・中川をとらえていた打線は、送りバント失敗や併殺などでなかなか得点を挙げられませんでしたが、ようやく6回に3番古賀のタイムリー、5番稲本の犠飛で2点を返して反撃を開始。7回、9回にも1点ずつを加えましたが及ばませんでした。
 それでも全国区の強豪2校との対戦により、福岡・九州のレベルが全国でも通用することを示してくれました。福岡県の他校も、福岡大大濠の戦いぶりを通して、全国との距離感を測ることができたと思います。今回の明治神宮大会における福岡大大濠の活躍が、福岡県の他校にも勇気と自信をもたらし、さならるレベルアップにつながることを期待します。

 

<第4日/14日・神宮>
◆準決勝
福大大濠 000 002 101=4
早稲田実 102 010 20x=6
◆準決勝
札幌一 000 100 100=2
履正社 004 000 21x=7

<第5日の試合予定>
◆決勝
 早稲田実(東京)―履正社(大阪/関西)




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