明治神宮大会第3日~福大大濠が明徳に完封勝ち、準決勝で早実と対戦




 2016%e6%98%8e%e6%b2%bb%e7%a5%9e%e5%ae%ae%e5%a4%a7%e4%bc%9a_13-2 第3日を迎えた第47回明治神宮野球大会は13日、高校の部で準々決勝2試合が行われ、九州地区代表の福岡大大濠は明徳義塾(高知/四国地区代表)を2-0で破り、準決勝進出を決めました。準決勝は早稲田実(東京)と対戦します。もうひと試合は履正社(大阪/関西地区代表)が4-3で福井工大福井(福井/北信越地区代表)を破っています。

 福岡大大濠の神宮初戦は、春16回、夏18回の甲子園出場を誇る強豪・明徳義塾との対戦となりました。0-0で迎えた4回、福岡大大濠は3番古賀の左翼本塁打で先制。6回には6番西のタイムリー二塁打で追加点を奪いリードを広げると、投げては三浦投手が走者を許しながらも要所を抑えました。7回二死二、三塁ではライト平野の好捕も飛び出すなど、最後まで明徳義塾に得点を許さず、2-0で完封勝ち。福岡県勢としては第31回大会(平成12年)の東福岡以来、16年ぶりに神宮で勝利を納めました。三浦投手はこれで、九州大会から5試合で4完封となりました。
 準決勝は明日14日、注目のスラッガー清宮率いる早稲田実と対戦します。強打の明徳義塾を完封し全国デビューを果たした三浦投手ですが、清宮、野村という中軸をどう抑えていくか、期待されます。この二人を抑えて勝つようだと、チームも三浦投手も来春のセンバツは、主役に躍り出ることになりそうです。

 

<第2日/12日・神宮>
◆2回戦
静岡 100 200 000=3
早実 102 000 20x=5
◆2回戦
宇部鴻城 122 000 000=5
札幌第一 103 100 001=6
<第3日/13日・神宮>
◆2回戦
明徳義塾 000 000 000=0
福大大濠 000 101 00x=2
◆2回戦
履正社 000 211 000=4
福 井 020 010 000=3

<第4日の試合予定>
◆準決勝
 早稲田実(東京)―福岡大大濠(福岡/九州)
 履正社(大阪/関西)ー
札幌第一(北海道)




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